2023年度「熊本・山鹿フィールド」のフィールドワークの実施

2023.10.12

2023年9月2日(土)~5日(火)、初年次教育センターが運営している共通教育科目「熊本・山鹿フィールド」(1年次生対象)のフィールドワークを熊本県山鹿市で行い、受講生25人、アドバイザー学生4人、教職員2人の計31人が参加しました。

本科目は、2015年度から学祖 荒木俊馬先生の意思を継承し“将来の社会を担って立つ人材”を育成するため、受講生が学祖生誕の地である熊本県山鹿市を訪れ、足跡を辿ることで「建学の精神」の一層の理解と体現を促すことを目的に開講しています。

フィールドワークは、「山鹿の地域活性化」を今年度の本科目のテーマとして設定し、山鹿市の特性を地域活性化に繋げた事例などを調査するため、以下の施設等を訪問しました。

  • 熊本県立濟々黌高校(学祖の母校)
  • 本学創立50周年記念事業として建立した記念碑(学祖生誕の地・ゆかりの地)
  • 山鹿灯籠民芸館
  • 七七屋山本堂
  • 山鹿市役所
  • 八千代座

八千代座では、伝統文化である灯籠踊りも披露いただきました。また、本フィールドワークを実施するにあたりさまざまな面でご協力いただいた山鹿市役所を訪れ、市長への表敬訪問を行いました。市長からは「山鹿市の活性化のために若い方の発想力を生かした提案を期待しています」と激励の言葉をいただきました。その後、一般社団法人 山鹿移住定住支援センターkutaminの方による講話、山鹿市文化課をはじめとする関連部署の方を交えてのグループワークを行いました。
受講生たちは各グループに分かれ、さくら湯や豊前街道等も積極的に訪れ、現地で得た情報をもとに、最終日の発表直前まで発表内容を議論しました。
最終日には、授業開始から各グループが取り組んできたことや、今回のフィールドワークで調査し、学んだことなどを取りまとめ、山鹿市役所の方々やフィールドワークにご協力いただいた地元の方々に対して発表し、提案しました。
今年度の提案は、「山鹿をサイクリングの聖地にする」、「e-スポーツで地域を活性化する」、「山鹿の栗の知名度を向上させる」、「名産品の栗や米を使った製品を開発する」などのテーマに取り組みました。また、今年度は、山鹿と京都の企業を“むすび”、京都の「おだし」を使用した「おせんべい」(山鹿)の試作品を作るなど、新たな取り組みも見られました。

八千代座での集合写真
市役所でのグループワークの様子
記念碑での集合写真(学祖 荒木俊馬先生の生誕の地)
成果発表の様子
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