Monthly GSCセミナーを開催しました(11月10日)

グローバル・サイエンス・コース(GSC)では、コース登録生の月次イベントとしてMonthly GSCを開催し、英語のスキルアップのためのワークショップや講演会を毎月開催しています。

Monthly GSC11月

  • 日時:2021年11月10日(水)18:30~20:00(Zoomオンライン形式)
  • 内容:英「SDGsのイマを読む、問いを立て、対話する ハテナソンセミナーGSC編 On Line」
  • 講師:生命科学部 佐藤 賢一 教授

11月は、本学生命科学部 佐藤 賢一 教授を講師に迎え、質問力・対話力向上のためのワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは、事前課題として、「SDGsレポート2021年度版」を読み、参加者が興味のあるトピックをいくつか選んで参加しました。

当日は、はじめにSDGsに関する動画を視聴した後、ウォーミングアップとして「イマの世界を知るための13個のクイズ」が行われました。参加者の平均正答率は全体の3分の1程度にとどまり、多くの人が思い込みや感覚で情報を理解しているということを実感するきっかけとなりました。この結果を通じて、世界や社会の現状を正しく認識し、行動するためには、データを利活用し、適切な問いを立てることが、大切であるというメッセージが佐藤先生より伝えられました。
その後、3~4名の少人数グループに分かれて、各自が選んだSDGsレポートの項目を要約し、意見交流を行い、それぞれがSDGsについての自分の考えを深めていきました。
後半では、各自が出した問いに対して、他のメンバーがさらに問いを立てる「問いがさね」が行われ、問いを広げていくことで、問題を多角的にとらえることを新鮮に感じる学生も多かったようです。

実施後の感想では、「問いの膨らませ方や、意見のまとめ方、効果的な伝え方を学ぶことができ、とても充実したものとなった。/問いに問いを重ねるというあまりやったことがない取り組みに、SDGsといったサイエンスに関わる課題で参加できてよかった。/参加者同士で交流する時間が有意義だった。またこのような機会があると嬉しい。」などの声がありました。
今回のワークショップでは、個人での理解を深めると同時に、GSC生同士の交流を通じて、お互い考えや価値観を共有し、積極的に対話しようとする姿が見られました。

GSCでは今後もこのようなワークショップやセミナーを開催していく予定です。

ワークショップの様子
SDGsに関する動画の紹介
PAGE TOP