オンラインで日本留学!International Japanese-Summer Program

2021.07.16

本学では、交流協定校からの短期留学生の為に、「短期日本語・日本文化集中講座(IJP:International Japanese-Summer Program)」を2003年から実施しています。
普段はキャンパス内で開催しますが、今年は初めて6月21日から約2週間のオンラインでの実施となりました。オンラインであっても、国際交流や学習に十分な効果があり、さらに、例年であれば、来日しての参加が難しい交流協定校からの学生も参加してくれました。今年のプログラムでは、IJP学生は平日、京都民際日本語学校が担当する日本語の授業をオンラインで受けて、その後、本学学生のiCPと交流しました。

iCPとは?

IJPでは本学学生が「iカンバセーション・パートナー(iCP)」として、IJP学生の日本語学習、日本文化体験のサポートをしています。
学生が中心となるプログラムのため、iCPは開始前の準備から、日本・京都を紹介するVlogの作成、短期留学生のサポート、送別会のイベント計画まで幅広く担当し、実施に向けて力を入れていきました。
6月26日には、IJPのイベントの一つである土曜Vlog大会を行い、IJP学生が作成したVlogを題材に、内容とその他のテーマについてディスカッションをしました。自分が住んでいる街や自国の料理などのテーマで作成したVlogを通じて、日本と海外との違いを知り、大いに盛り上がりました。

本学の学生にとっても、学内にいながら、海外の学生と友人になり、異文化理解をより一層深めることができる非常に貴重な機会となりました。 

iCPからのコメント

  • 国が異なると文化や価値観も結構異なると思っていたけど、活動を通してから、国は関係なく「人それぞれ」だということを学んだ。また、日本語の教え方のコツを少し掴めた気がする
  • よりわかりやすい日本語で質問することが出来たし、自分も英語を話す機会を得ることができ、すごくいい機会となった
  • イベント準備のために企画書の作成や打ち合わせを行ったことで、企画を成功させるために必要なことを学ぶことができ、成長につながった
  • 日本語を第二言語として学んでいる人に上手く伝える力、ひいては端的にシンプルに価値観の違う人が相手でも自分の考えをうまく伝える力を養った

コロナ禍で渡航を伴う留学はなかなか叶いませんが、これからもオンラインでの交流は積極的に行っていきます。

土曜Vlog大会の様子1
土曜Vlog大会の様子2
送別会でIJP学生と楽しむiCP学生
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