11月18日、共通教育科目の「複眼的思考・融合教育入門」において、ホテル中央グループ代表取締役社長の山田 英範さんが、「発想の転換」をテーマに講義を行いました。

毎週金曜4限目の「複眼的思考・融合教育入門」は、複雑化・多様化・グローバル化する現代社会で必要な複数の視点や知識を融合させて、考える力を身に付けることを目標とした科目です。社会の第一線で活躍しているゲストスピーカーが実体験をふまえた講義を行い、柔軟な適応力、実践的な課題解決力の養成などを目指しています。

山田さんは、学生時代にバックパッカーとしてアジアを旅していた経験を生かし、外国人バックパッカーに快適に滞在してもらえる安宿づくりを目指し、ホテル中央グループを経営されています。
講義のなかで、自身の経験などを紹介しながら、「絶対無理と言わない」「自信を持つ」「とりあえず行動する」「自分を納得させるための言い訳をしない」「目的と手法を明確にする」等のキーワードを挙げながら、考えや物事の見方の角度を変えることの重要性について述べられました。

受講した学生からは、「会社経営における最終目標は何か」、「多様な従業員の教育をどのように行っているか」、「勉強とプライベートを上手く両立させるためにどのような取り組みをすべきか」等活発な質問が出ました。