「スポーツと人間形成」で廣瀬 佳司さんが講義

2016.07.01

7月1日、共通教育科目「スポーツと人間形成」において元ラグビー日本代表の廣瀬 佳司さん(1996年・経済学部卒業)がゲストスピーカーとして講義を行いました。

廣瀬さんは、1995・1999・2003年のラグビーワールドカップに日本代表として3回連続出場しています。2012年から2015年はトヨタ自動車ヴェルブリッツの監督を務め、現在はトヨタ自動車の人事部スポーツ強化・地域貢献室にて、スポーツを通じた社員の人材育成・職場の一体感醸成、及び、地域の活性化やスポーツ振興に携われています。

ラグビーは7歳から始めましたそうですが、当時はキックがとても苦手だったそうです。しかし、高校2年生の全国高校ラグビーの決勝点をキックで決めたことをきっかけに、キッカーを目指されました。日々の練習を積み重ね、最終的には日本代表でキッカーを任せられるまでになりました。

講義の中で、アップル社の共同設立者の1人のスティーブ・ジョブズの名言を用いて「良いことばかりではなく、悪いことも経験して、その点と点が結びついて今があると感じている」と話されました。そして、学生に対して「逃げずにひたむきにやる」という言葉を送り、これを社会で実行すれば人からの信頼を得ることができると語られました。
廣瀬さんが「逃げずにひたむきにやっていること」として、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの会場となるトヨタスタジアムを満員にするという目標に向けた取り組みが紹介されました。廣瀬さんのラグビーに対する熱い想いが非常に伝わる講義となり、受講生も話に聞き入っていました。

【記事・写真 学生広報スタッフ 鎌田 有香(外国語3年次)・西川 友佳子(経済3年次)】

講義を行う廣瀬さん
学生時代の写真も公開された
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