京都文化学科開設記念シンポジウム
「日本の美 こころとかたち〜琳派400年記念〜」開催

申込みは終了しました。

 日本の美術や工芸は、早くから海外で注目されてきました。今年は江戸時代初期の書家、陶芸家である本阿弥光悦が、徳川家康から鷹峯の地を拝領されて400年の節目の年にあたります。

 第1部では、この4月から本学日本文化研究所の研究員に就任された彬子女王殿下に、英国でのご研究をもとにご講演をいただきます。

 第2部のパネルディスカッションでは、文化学部に新設された京都文化学科から教員3名が加わり、デザイン・工芸・古典文学のそれぞれの視点から、琳派の魅力について探ります。

日時 2015年6月13日(土)14:00(開場13:30)〜16:30終了(予定)
会場 京都産業大学 むすびわざ館
むすびわざ館へのアクセス
 

入場無料・要申込 定員:400名

主催:京都産業大学文化学部 共催:京都産業大学日本文化研究所


申し込み

申込締切:2015年5月29日(金)必着

往復はがきでの申し込み

郵便番号・住所・氏名・電話番号・年齢・参加希望人数を記載の上、

〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
「京都産業大学 文化学部シンポジウム係」までお送りください。

インターネットでの申し込み

FAXでの申し込み

チラシPDF裏面のFAX参加申込欄にご記入いただくか、郵便番号・住所・氏名・電話番号・年齢・参加希望人数を記載の上、Fax.075-705-1514までお申し込みください。

※頂いた個人情報は、本学開催行事の案内以外には一切使用いたしません。

第1部

基調講演「英国と日本美術」

彬子女王殿下(京都産業大学日本文化研究所研究員)

ェ仁親王殿下の第一女子として誕生。学習院大学を卒業後、オックスフォード大学マートン・コレッジに留学。日本美術を専攻し、海外に流出した日本美術に関する調査・研究を行い、平成22年に博士号を取得された。女性皇族として博士号の取得は史上初のことである。
ご公務においては、日本・トルコ協会総裁、公益社団法人日本職業スキー教師協会総裁、中近東文化センター総裁に就任され精力的に活動されている。
ほか、子どもたちに日本文化を伝えるために、ご自身で一般社団法人「心游舎」を創設、総裁に就任され、全国各地でワークショップなどを行われている。

 平成24年4月から平成26年12月まで、慈照寺研修道場にご勤務。
 平成27年4月より京都産業大学日本文化研究所に専任の研究員としてご勤務。

第2部

パネルディスカッション「日本の美 こころとかたち〜琳派400年記念〜」

彬子女王殿下(京都産業大学日本文化研究所研究員)
佐藤 敬二氏(京都精華大学教授、京都産業大学非常勤講師)

京都市立芸術大学卒業。漆・木・竹・金属・陶器など自然素材を使った生活用品の企画とプロダクトデザイン、デザイン評論を手がける。専門分野は伝統産業、素材と技術、工芸史、近代京都の工芸と「神坂雪佳」研究、京漆器、京指物、京銘竹・竹工芸、金工、京焼・清水焼のデザイン研究。
著作『京のかたちと文様の事典』(PHP研究所)ほか。
京都府美術工芸ビエンナーレ審査委員長、伝統工芸指定産地委員(審査員)、国民文化祭京都2011「暮らしの文化展」展示委員、現在みやこめっせ伝統産業振興センター理事、京都花灯路デザインコンテスト審査員。意匠学会副会長、日本デザイン学会幹事。その他所属学会は民族藝術学会・茶の湯文化学会・日本産業技術史学会、京都市立芸術大学美術教育研究会。その他「琳派400年紀」関連など講演多数。

小林 一彦(京都産業大学文化学部教授 同日本文化研究所長)

1960年、栃木県生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得。専門は日本古典文学。洗足学園魚津短期大学を経て京都産業大学へ。大阪大学大学院、金沢大学、富山大学、関西大学、花園大学などの非常勤講師、慶應義塾大学特別招聘講師をつとめる。
1996年第22回日本古典文学会賞受賞。
和歌文学会常任委員、日本文学風土学会理事、中世文学会委員などを歴任。
編著書に『100分de名著ブックス 方丈記』(NHK出版)、『鴨長明と寂蓮』(笠間書院)、『新編私家集大成』(MY企画)、冷泉家時雨亭叢書『中世私家集六(〜十一)』(朝日新聞社)、『続拾遺和歌集』(明治書院)など多数。

下出 祐太郎(京都産業大学文化学部教授)

漆芸家・詩人 1955年京都市生まれ。
下出蒔絵司所三代目 学術博士・伝統工芸士・京蒔絵師。
京都工芸繊維大学伝統みらい教育研究センター特任教授。
即位の礼や大嘗祭の神祇調度蒔絵や、第61・62回伊勢神宮式年遷宮御神宝蒔絵を手がける。
京都迎賓館では水明の間飾り台「悠久のささやき」等 を制作。
第14回〜第37回日展二十四回連続入選。
京都市芸術新人賞等受賞多数。
後継者育成に力を注ぐ一方、漆芸の研究、漆や文学の講演、執筆活動にも取り組む。

コーディネーター

吉澤 健吉(京都産業大学文化学部教授)

1950年、東京都生まれ。横浜市立大学文理学部卒。京都新聞社編集局次長、総合研究所長などを経て、2013年から京都産業大学教授。専門はジャーナリズム論、京都文化論。
現在、NPO法人京都伝統フォーラム理事長、天台宗総合研究センター研究員など。

お問合せ

京都産業大学文化学部事務室
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1941
Fax.075-705-1514

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