京都産業大学 世界問題研究所主催 国際ワークショップ
「東アジアにおける信頼の強化」開催

多くのお申込みを頂き、誠にありがとうございました。
お申込みが定員を超えたため、受付を終了とさせて頂きます。

 東アジアの緊張は今、全世界から注視されています。東シナ海から南シナ海における海洋では、台頭する中国と米国の権益が衝突、関係国の緊張は激化しています。他方で、地域の経済社会は、相互依存と言われる緊密な構造的接近に向かって、音を立てて進行しています。この交錯する激流の中から、いかにして、21世紀を切り開く東アジアの信頼醸成をつくりあげるか、12名の国際パネリストを交え、2日間に渡り徹底討論を行います。 聴講無料でご参加いただけます。是非、お申込み下さい。

 なお、本ワークショップではパネリストが英語及び日本語にて発表致しますが、聴講者の方々には同時通訳用のレシーバー(イヤホン)をご利用頂けます。

日時 2014年2月21日(金) 9時30分〜17時30分
2014年2月22日(土) 9時30分〜14時30分
会場 京都産業大学 むすびわざ館3階 3−A教室
むすびわざ館への交通アクセス
申込 先着順
【インターネット】応募フォームからお申込み下さい。
申込期限 定員になるまで受付いたします。〔定員50名〕

申込受付は終了いたしました

プログラム

2月21日(金)

9時30分〜12時30分 『国益の衝突を超えて』

 米中日ベトナムの4名のパネリストが、それぞれの国の立場に立ちつつも、それにとらわれない自由な思想をぶつけあい、地域の信頼強化を探求します。

司会 高原 秀介(京都産業大学 外国語学部 准教授)
報告 Pham Quang Minh(VNU-Hanoi 人文社会科学大学 副学長)
劉 鳴(上海社会科学院 国際関係研究所 常務副所長)
Gilbert Rozman(プリンストン大学 マスグレーヴ名誉教授)
東郷 和彦(京都産業大学 世界問題研究所長)

14時00分〜17時30分 『海の安全保障』

 当面の最大の緊張要因である、東シナ海と南シナ海における海洋権益の衝突の実態とそれを乗り越えるための最先端の議論を、地域の最先端の専門家によって議論します。

司会 東郷 和彦(京都産業大学 世界問題研究所長)
報告 岩本 誠吾(京都産業大学 法学部 教授)
Kitti Prasirtsuk(タンマサート大学 政治学部 教授)
Tran Van Doan(台湾大学 哲学部 教授)
Tran Viet Thai(ベトナム外交アカデミー戦略研究所 次長)

2月22日(土)

9時30分〜12時30分 『地域協力と相互依存』

 経済社会の相互依存の進展が、海洋権益の激突を緩和するためにどの程度有効か、更に、広く深い地域協力の枠組みをどうやってつくるかについて徹底討論します。

司会 中谷 真憲(京都産業大学 法学部 教授)
報告 Jan Rood(ライデン大学 教授/クリゲンダール研究所 上席研究員)
Lam Peng Er(シンガポール国立大学 東アジア研究所 上席研究員)
G.V.C.Naidu(ジャワハルラール・ネルー大学 国際学部 教授)
羽場 久美子(青山学院大学 国際政治経済学部 教授)※公務により21日に報告

13時30分〜14時30分『総括』

 これまでの議論を総合し、「東アジアにおける信頼の強化」のための具体的な提案の集約を行います。

総括 東郷 和彦(京都産業大学 世界問題研究所長)
お問い合わせ
京都産業大学 研究機構
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075−705-1468
Fax.075−705-1966
E-mail:sougou-kenkyu-jim @star.kyoto-su.ac.jp
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