セクシュアル・ハラスメント事案について(お詫び)

平成24年2月17日

 この度、本学事務職員による学生に対するセクシュアル・ハラスメント事案が発生致しました。事案内容は、男性事務職員が、学外で女子学生の腕や背中などに触る、手を握るなど相手が望まない身体接触によるセクシュアル・ハラスメント行為を行ったものです。

 この事案に対しまして、本学は当該事務職員を厳正に処分しましたが、こうした事案を起こしたこと自体が、教学の府たる大学としては非常に残念です。

 このことにつきまして、被害学生はもとより、本学で学んでいるすべての学生や社会に対して心よりお詫び申し上げます。

 本学と致しましては、この事態を真摯に受け止め、こうしたことを二度と起こさないようにさらに一層の努力を行ってまいります。

学校法人京都産業大学
理事長 柿野 欽吾

 本学では、セクシュアル・ハラスメントを含めた社会に存在するあらゆる人権問題の解決を目指して、啓発事業の推進、教育課程の検討・実施に努めてまいりました。その一環として、全学の教職員、学生等を対象に毎年2回の人権教育講演会を実施し、また教員については各学部単位、職員については所属単位での人権研修会を過年度から実施してまいりました。それに加え、全教職員に対して「セクシュアル・ハラスメントの防止及び対応ガイドライン」の趣旨、内容を周知徹底するための研修会を実施してまいりました。 

 それにもかかわらず、今回の事案を起こしたことについて、誠に遺憾に思っております。改めて全教職員に対して、ガイドラインの徹底および教職に関わる者としての自覚を促すための研修も含めセクシュアル・ハラスメントの防止に取り組んでまいります。

京都産業大学人権委員会
委員長 柴 孝夫

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