「服でワクワクする世界をつくりたい」経営学部 経営学科 3年次 和田 佳奈実さん

「服でワクワクする世界をつくりたい」経営学部 経営学科 3年次 和田 佳奈実さん

小さいころから抱いている私の夢は、アパレル業界で働くことです。服を好きになったきっかけは、母に勧められて読んだファッション誌や、母と一緒にショッピングをして好きな服を買ってもらったこと。そして「リアル・クローズ」というドラマに出会ったことです。そのドラマは、オシャレに全く興味のなかった主人公がデパートの婦人服売り場に移動になり、そこから内面・外見どちらも美しくなっていくというストーリー。一生懸命生きる主人公の姿を見て、より一層“服”に心を惹かれました。

そうして服が好きな私は高校生になり、進路を真剣に考え始めた時、アパレル業界には服をデザインする仕事もあれば、お客様のニーズを調査したり、ブランドを企画する仕事もあることを知りました。私はそういったマーケティングや企画の分野に興味を持ち、それらを学べる経営学部へ進学することに決めました。

大学生になると、毎日自分の好きな服を着られるようになりました。好きな服を自由にコーディネートして、着たいときに着る。そうしているうちに、今まで以上に素直で自分らしくいられることに気づきました。

それからは興味を持った大学のグッズ開発やその広報を行うプロジェクトに一人で飛び込んだり、部員がゼロになりかけた服飾サークルを盛り上げるため、様々な企画を打ち出し仲間を集めたり。自分の気持ちに素直に、いろんなことに取り組みました。そうして集まった仲間たちと、ファッションショーを作り上げることもできました。昔の自分だったら一歩を踏み出せず、できなかったと思うことばかりです。

もちろん勉強も頑張っています。色彩検定の取得や心理学など、アパレル業界で仕事をするのに必要だと思ったことは他学部の授業であっても積極的に学んできました。様々な知識を得るのはおもしろく、誰かをワクワクさせられる服やアパレルブランドを、自分自身が企画・発信・販売していくことを想像しながら勉強に励む毎日です。

服には人を変える力があると信じています。私がそうだったように、好きな服を着るだけで気持ちが明るくなったり、自分らしくいられたり、新しいことに挑戦する勇気を持てるようになる。そんな“服が持つ力”をたくさんの人に伝えたいと考えるようになりました。

私は“服”が好き。だからこそ服を通して、自分らしさに気づいたり、一歩踏み出す勇気をたくさんの人に届けたりしていきたいのです。そしてみんなが私のように一歩踏み出し、好きなものを好きと言えて、自分の中にある感情やアイデアをアウトプットできるようになれば、今までだったら出会わなかった人同士がつながり、おもしろい世界が広がっていくはずです!そんなワクワクする世界を創造していくのが私の夢です。

和田 佳奈実


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