アメリカ・カリフォルニア大学リバーサイド校(EBJプログラム)

法学部 法政策学科 増田 優之さん

留学種別:EBJプログラム
留学先:アメリカ・カリフォルニア大学リバーサイド校
留学時の年次:3年次
留学期間:2012年4月〜7月
留学アドバイザー:法学部 木俣 由美教授
出身高校:大阪府立高槻北高等学校

 僕は昔から、海外での生活を体験したいと思っていました。しかし、自分の学部の勉強を主にやっていて英語の勉強はあまりできず、留学に必要なTOEFLの点数も持ち合わせていませんでした。そんなある日、法学部留学アドバイザーである木俣由美先生からEBJ留学を奨めていただきました。この留学は、TOEFLの点数にも制限がありませんし、英語の授業に加えて、現地企業の訪問までできるということですぐに留学することを決意しました。

 留学前に受験したTOEFL-ITPでは447点でした。実際に留学してクラス分けテストを受けたところ400のクラスに入りました。クラスは100〜600までの6段階で400は真ん中より上というぐらいのクラスです。留学中により英語力を伸ばすためにより高いクラスに入る準備をする方がいいと思います。500、600のクラスに入るとビジネスのクラスやボキャブラリーのクラスなどを選択してとることができます。

 また、フィールドワークでは十社ほどの企業や組織を訪問しました。世界最大のスーパーマーケットチェーン店であるWalmartや高等裁判所、ホテルなどを訪問しその企業独自のシステムや歴史また自分たちが独自に考えてきた質問をしたりしてアメリカの企業と日本の企業の違いについても考える機会となりました。これらのフィールドワークをもとに最後にプレゼンテーションを行い自分たちの成果を発表する機会もありました。

 日本では文法やリーディングは勉強したことはあってもリスニングの勉強はほとんどしたことがなかったので、授業が始まってはじめのうちは先生の言っていることがあまりわからず歯がゆい思いをしました。それも1か月ほど経つと耳も慣れてきますし、授業も分かりやすいので自分が理解できるようになってきているという自分の成長を感じることができました。このころにはクラスメートとも仲良くなり週末には小旅行や食事、映画に行くなど授業以外でも交流をするようになり今でも連絡を取り合うほどの中です。他国からの留学生も英語を学びに来るとともにたくさんの友達を作りたいと思っているので皆すぐに友達になることができます。

 アメリカ、とくにカリフォルニアは本当にメルトポットというだけあってたくさんの人種の方が生活しています。行った当初は日本では見慣れない人々が暮らしていることに戸惑うこともありましたが、すぐにそれにも慣れましたしそんな文化が素晴らしいと感じました。実際僕のホストマザーはエルサドバドル人で中米の人ですが日常生活にとても馴染んでいますし、スペイン語を話すことができる人も多いので、困ることもないそうです。

 僕は実際に留学して英語ももちろん学びましたが、様々な人種が一つの国で生活しているという日本では考えられないような地で生活するという経験ができました。そこでは様々な考え方の人が生活しています。様々な人々が自己主張をしつつもその国に合わせた生き方をしようと努力しています。4か月生活していましたがまったく帰りたいと思いませんでしたし、今でもカリフォルニアに住みたいと思っています。そのためにもこれからも英語の勉強を続けていって自分の目標が実現できるように頑張りたいと思います。


  • ハウスメートと学校にて

  • クラスの様子

EBJプログラム終了式

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