フィンランド・ユヴァスキュラ大学(交換留学)

外国語学部 英米語学科 弦本 さつきさん

留学種別:交換留学
留学先:フィンランド・ユヴァスキュラ大学
留学時の年次:2年次
留学期間:2011年7月〜2012年5月
出身高校:大阪府立枚方高等学校

 フィンランド語に関しては3、4か月過ぎてから、ようやく街の人たちの話してる内容を少し理解できるようになりました。少なくとも必ず毎日だれかと、英語またはフィンランド語で会話してコミュニケーションをとっていました。

 わたしは、コミュニケーションや教育関係を勉強しながら、最終的にはメインとしてフィンランドの文化や社会、言語を学んでいました。フィンランド語は、他の言語との類似点が少なく習得するにはとても難しい言語でした。辞めたくなることもありましたが、諦めずに努力し続けたことで周りのフィンランド人との会話の内容を深めたり、完璧にするということは無理でしたが一生懸命、何かをやりとげることができたという達成感でいっぱいでした。

 考え方が違う人がいるのはもちろんですが、みんなそれぞれに自分の将来や各々の国の将来についてもしっかり考えていることが印象的でした。ヨーロッパ圏からの留学生が多かったのですが、普通に食事している時にも政治について真剣に語りあっているのは見習うべきだと思いました。 彼らから学業に対する態度と、人生を楽しむための生き方や行動力を吸収できたと思います。1月後半頃に、気候の変化なども関係し鬱になりかけた時期があり、その期間少し殻にこもってしまったことがあったのでもったいなかったなと思います。ただ、今まで自分が勉強してきたことはまだまだ足りないと感じることができ、世界には未知なものが広がっていると気付けたので、これからの自分への期待値として100点はつけませんでしたが、満足のいく留学でした。

 何事も恐れずにチャレンジして経験することがたいせつだと思います。やらなければ、自分も世界観も変わらないし、留学する意味がないからです。そこでしか、経験することができないようなことをし、失敗しながらもたくさんのモノを吸収してほしいと思います。

 今までの人生でも色々なことを経験してきましたし、これからもたくさんのことが起こると思いますが、何があってもたとえくじけたとしても、諦めなければ大丈夫だということがわかったので前を向いてどのようなことにも突き進んでいきたいです。今回、何もない状態からフィンランド語という一つの言語を学習することで、大変さと同時に、学ぶことの楽しさも改めて知ることができたので「実行する」ということが何においても大切だということを忘れないようにしたいと思います。

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