英語は中学校の頃から得意な科目でした。それに加え、異国の文化には人一倍興味があったと思います。テレビや雑誌、本などで、外国の暮らしや風習、音楽、食べ物などを知ることは僕の趣味といった感じでした。そうしているうちに、自分でも実際にその異国の世界を見てみたい、と思うようになりました。また、留学することで英語のレベルを上げて、なんらかの形で将来に役立てたいと思っていました。

　留学に行く前は不安もあり、本当に自分は約9カ月も外国の生活に耐えられるだろうかと感じていました。空港に見送りに来てくれた兄と別れる時、すごく不安な気持ちになったのを今でも思い出せます。しかし、終わってみれば本当に一瞬の9カ月でした。なによりもまず、普段の授業を頑張りました。エッセイの課題やプレゼンテーションなど、自分が納得できるものができるまで取り組みました。そのうち、自分の書く文章や、話す内容などが前よりも改善されたなと感じることができた時はうれしかったです。

　大学生活もそうですが留学中、時間をどう使うかは自分次第です。自分がどういうことをしたいのか、どうなりたいのかということを明確にしてそれに積極的に取り組んでいくことが大切だと思います。そうしているうちに留学しているということさえ忘れて、日々生活をしている自分に気づくと思います。

　この留学をしたことで自分は語学をはじめとして、違う文化を尊重する姿勢や、コミュニケーションの大切さを学んだと思います。様々な国から来た留学生と接することで、自分が今まで考えたこともなかったような価値観や文化に触れることができました。それは、自分の視野を広げてくれるよい機会だったと思います。

　今後、培った語学力を維持するように英語を学び続けていこうと思います。そして、これからはこの留学で得た成果を生かし、周りの人に少しでも貢献できる人間になっていきたいです。

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