中国・ハルビン師範大学(交換)
外国語学部 中国語学科 Sさん
留学種別:交換留学
留学先:中国・ハルビン師範大学
留学時の学年:2年次
留学期間:2009年2月〜2010年1月
留学アドバイザー:外国語学部 関 光世 准教授
出身高校:滋賀県立高島高等学校
現在の語学スコア:HSK7級
動物園で友達と
私がこの留学に応募した理由は自分の専攻である中国語をより深く学ぶため、そして経済発展を加速し続ける中国の姿を自分の肌で感じるためでした。またハルビンを希望した理由は物価の安さ以外に発音がきれいと聞いていたこと、そして何より京都産業大学から初の交換留学生として派遣されるということで自分から歴史を作っていけそうな気がしたためです。 出発前は不安でいっぱいでした。ハルビンの情報は乏しく、さらには海外初の自分にとっては何をしていいかわからないことの日々の連続でした。ハルビンについてからはそんなことを一切感じることはありませんでした。中国人の友達以外にもさまざまな国に友達ができたり、土地勘もついていきすぐにハルビンを好きになることができました。
留学期間中には自分からいろいろな人との交流を大切にしていきました。交流を通して国による文化の違いや考え方の違いなどを感じて毎日が勉強でした。そしてその中で中国語以外にも英語や韓国語に興味がわき取り組んだり、経済方面の勉強もしていました。
またハルビンは本当に人々の発音が綺麗なところでした。これは夏に南のほうに旅行にいったときに感じることができて中国語を伸ばすにはハルビンは最適な場所だと思いました。食べ物もおいしくて最初は脂っこいのに抵抗がありましたがすぐになれて、韓国料理やロシア料理もおいしいところが多かったです。しかし冬が寒すぎて外に出かけたくない時もたびたびありました。どのぐらい寒いのかを表すことはできませんが、川がすべて凍ったり、窓の近くにおいていた水が凍るなんてあたりまえでした。冬の景色は綺麗なのですが寒すぎてデジカメがうまく働かず形に残せないときもありました。
この留学を通じて得たものを今後の生活で常に心のどこかにおいていきたいですし、留学中に出会えた仲間ともずっと連絡をとってまたどこかで必ず会いたいです。留学が成功、失敗なんていうのはないかもしれないし、人それぞれ基準が違うかもしれません。
しかしそう思えるような仲間たちと異国の地で出会えたことだけでも私の留学は成功であったといえるでしょう。
これから留学される皆さんも心にずっと残るような思い出や仲間ができること、ハルビンで活躍されることを期待しています。
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街の風景
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クラスの友達