イギリス・リーズ大学

外国語学部 国際関係学科 杉慰 崚さん

留学種別:派遣留学
留学先:イギリス・リーズ大学
留学時の年次:3年次
留学期間:2014年4月〜2014年12月
留学アドバイザー:マコーマック ノア准教授
出身高校:私立比叡山高等学校

留学のきっかけ

8月、二件目のホストファミリー(Lowton Family)、
臺灣、チェコからの生徒達と

 自分の英語力の向上と海外に対する視野をさらに広げようと思ったから。幼い頃からよく海外旅行に家族と行ったり、フィールドリサーチを含むホームステイを三回経験したりしていた為、海外に出たいと言う思いも強かった。
 イギリス英語の方が遥かにアメリカ英語よりも好きだった、海外旅行が容易に安く行けると言うのも魅力と感じたのもきっかけとしては大きい。

現地の生活

 リーズではホームステイにして身の回りに英語を話せる人がいるようにした。学校には多くの日本人がおり、彼らは多くが寮に滞在しており、日本人どうしで固まっている事が多かった。

 2軒の家に滞在したが、両家族共自分をよく支えてくれて、なにも不安は無かった。どの様にすれば電車に安く乗れる、イギリスの情報について良く教えてもらえた。食事や洗濯、掃除などは自分が学校に行っている間にやってくれていた為、時間にゆとりが出来、それを勉強や宿題に充てたり、家族と話したりテレビを見たりするのに割いていた。 夜に留学生と何処かに行く時、伝えておいたら食事は置いておいてくれた。その為、現地で、生活で苦労した事は殆ど無かったと言っても過言では無い。

 しかし、イギリス人との交流を持つのには苦労した。少なくとも、学校では教員を除いてはイギリス人との交流は無かった。寮に滞在している留学生は、有る程度は有ったと言う。自分は代りに家族や近所、その友達や親戚などと交流を持っていた。留学生はイスラム教徒(クウェート人、サウジアラビア人、リビア人)が多く、彼らとの交流は多かった。しかし、食事制限等が多い為、夜に一緒に出ると言った事は無かった。いくらイギリス人やイスラム教徒の留学生との交流があったとは言え、一番関わりが大きかったのは日本人留学生だった。もし、現地人と交流を持つなら、サークル等に入った方が無難。

 ターム終りの休みは3週間程あった為、その間は自分を含む日本人留学生は海外旅行に行っていた。LCCを使えば普通に£50以下で航空券が取れ、週末に行く事も容易だった。
 学校での昼食は、Parkinson Buildingの前にあるFLAMESの£1.99のハンバーガーのセットを食べる事が多かった。学校周辺で食べられるものはこれが最低価格で、日本で言う学食では£5は優に超える。
 イギリスは温暖な気候ではあるが、やはり雨は多いので折り畳みの傘は必需品だった。靴も濡れる事も多いので代えの靴を持っていく必要がある。

  • 9月 先生、クラスメートと

  • 11月 クウェートからの
    留学生Aliと、授業後

  • 12月12日 日本人生徒が開いてくれた
    自分を含む日本に帰る生徒への
    farewell party

現在の語学力

 イギリスにいる間に語学検定を受けた訳では無いので、今の語学力がどのぐらいかはハッキリとは分からない。会話力は大きく向上したと思う。その他の英語力も日本にいる時よりも上がっていると実感できた。テレビはよく見ていたが、最後の最後まで字幕無しに、完全に聞き取れる様にはなれなかった。特にアメリカ発音は聞き取るのは今でも苦労する。

今後

 英語と海外に関われる仕事をしたいと考えています。

 留学先では英語だけが学べる訳ではありません。異国に滞在する訳ですから、多くの事が異なります。外国に居るから分かる日本の有難味もありますし、その逆もまた然りです。留学に行く事でそれが終りでは無く、それがまた自分の今後に大きく影響する事だと思います。あまり不安視せず、希望を持って考えて下さい。

  • 12月 日本からなかなか行けない
    英領ジブラルタルへ旅行

  • 12月 スペインから一日観光で行ったモロッコで
    一緒だったアメリカ人観光客Marineと

  • 12月23日 1軒目のホストファミリー(Van Heel Family)、
    ご近所MaggieとXmas dinner

  • 12月29日 帰国当日ロンドンにて、
    地元滋賀の英会話の先生だったAlecと

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