アルゴマ大学

経営学部 経営学科  西澤 恭兵さん

留学種別:交換留学
留学先:カナダ・アルゴマ大学
留学時の年次:3年次
留学期間:2013年8月〜2014年5月
留学アドバイザー:吉岡 一郎 教授
出身高校:滋賀県立高島高等学校

 私は元々、独学で英語を身につけようと考えていました。当時の動機は単純で、英語を話せるとかっこいいと思ったからでした。始めは地道な作業の連続で、 字幕付きの映画やドラマを一日中見続ける日々でした。分からない言い回し、単語に出くわす度にインターネットで検索、慣れてくると徐々に耳に入ってくる言葉の数が増えていきました。その頃ちょうど留学生チューターに選ばれたこともあり、外国人と交流する機会が多くなりました。そしてなんとなく少しずつ話せるようになっていきました。しかしある程度話せるようになるとなかなか成長を実感出来なくなりました。もっともっと語学レベルをネイティブスピーカーに近づけたいと思い、留学を決意しました。

 結局留学が決まった後も勉強勉強の日々が続きました。一口に留学と言っても交換留学から認定留学までその方法は様々です。現地の人のように自然に話せるようになることを目標としていた私は現地の学部生に囲まれた環境に身を置く必要がありました。そのためにはTOEFL iBT80以上のスコアを獲得し、学部留学する必要がありました 。私はこの時までTOEFL iBTにスピーキングテストがあることすら把握していませんでした。その日から約一ヶ月間毎晩外国人の友人とSkypeで英会話を続け、なんとか必要スコアを獲得することが出来ました。

 実際カナダに行って苦労したことはスラングやブロークンイングリッシュです。これらの言い回しは言葉自体の持つ意味と違ったことを意味するため、その場で手にメモし、毎日家に帰ってからインターネットで調べました。学部の授業に関してはやはり課題の量が日本の大学とは比べ物にならず、また求められる質も高かったです。始めの頃は自分ではいい出来だと思っているのに全然点数をもらえないことが多々ありました。また日本人にとって外国人は皆、時間にルーズであると感じると思います。メキシコ人の友達をホームパーティーに誘った時は、2時間遅れて来るなんてこともありました。

TOEFL iBTのスコアは渡航前に取得した83点、帰国後に受験したTOEICスコアは925点です。今回の留学では語学力の向上はもちろん、物事を順序立てて計画的に進めていく能力が養われたように思います。今後はこれまで平行して勉強を続けて来た中国語、スペイン語のレベルアップを目指すと同時に、言語以外でも挑戦し続けたいです。


  • 紅葉

  • ナイアガラの滝

  • カナダの冬は木も凍ります。(凍った木が倒れて停電になることも多々)

  • ビジネスケースコンペディション後の会食

  • 交換留学生の会食パーティー
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