アメリカ・カリフォルニア大学リバーサイド校

文化学部 国際文化学科 小西 楓花 さん

留学種別:派遣留学
留学先:アメリカ・カリフォルニア大学リバーサイド校
留学時の年次:3年次
留学期間:2012年4月〜2013年1月
留学アドバイザー:ヒューバート ラッセル准教授
出身高校:大阪市立高等学校

 私が今回、留学を決意した理由は、高校2年生の頃、オーストラリアに姉妹校訪問ということで短期滞在をしました。当時の私には、毎日が刺激のある日々で、そのときに留学をしようと心に決めました。また、親戚がアメリカの大学で勉強していたこともあり、留学への期待は膨らんでいました。留学をすることで、語学だけでなく世界中に友達をつくりたいという気持ちと自分の知らない土地で自分自身に挑戦したかったというのも理由の一つであります。

 留学先の語学学校では、日本人、中国人、韓国人、サウジアラビア、ヨーロッパからの留学生など様々な国の人が英語を学びに来ており、毎日が楽しかったのを覚えています。最初の頃は、クラス内で発言できない自分に苛立ちました。日本では、人前でも発言するタイプだったので、悔しかったです。そのため、私はホストファミリーと多くの時間を過ごし、英語を話す自信をつけること、また学校外でも多くの時間を勉強に費やしました。苦労ばかりではなく、毎週末、友達と出かけたりパーティーをしたりと楽しみました。 ホームステイは最初の1ヶ月だけでした。留学を通して、勉強面だけでなく自己の自立も意識していたので、その後アパートに引っ越しました。友人とハウスシェアをし、自炊、洗濯、毎月の支払いなどもとてもいい経験になりました。

 長期休みには、アメリカ国内を旅行したり、メキシコ、カナダにも旅行しました。余暇をいかに満喫するか、いかに動くかで、吸収できる幅は一気に広がると思います。
 留学前にTOEICを受験したことはありませんでしたが、留学先で3回受験しました。数字で自分の英語力の伸びを確認できるので、達成感がありました。
 現在では、取得したスコアを自信をもって就職活動で利用しています。

 これから留学される方は、留学前にもしっかり英語の勉強をしてほしいです。なぜなら留学先でのクラス分けなどで、最初に上のクラスに入れると苦労はしますが確実に力はつきますし、せっかく留学しているのに苦労しなければ時間の無駄になってしまうからです。そして、しっかり遊んでください。友人とどこかへ出かけたり、国内旅行、近隣の国への旅行など、留学先では日本にいるだけでは経験できないことや学ぶことがたくさんあります。机上の勉強だけでなく、見て、触れて、体験してください。

 留学を通して、自分がいかに無力であるかを痛感しました。どれだけ周りの人に支えられていたのか、甘えていたのかを実感しました。そして、まだまだ上へ上がっていこうという意欲を与えてくれました。世界中にできた友達はかけがえのない存在です。

 これからの時代、語学は必ず必要となってきます。でも、英語が話せるということは武器にはなりません。いかに自分が英語をツールとして利用していくかだと思います。現在、就職活動では、グローバルというのを一つの軸として企業を見ています。将来、また私は必ず海外に行こうと思います。まだまだ世界を見ていきたいです。


  • IOFコースのクラスメイトと

  • メインキャンパスのUCRの前で、友達と

  • 旅行で行ったモニュメントバレーで!
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