ロシア・国立プーシキン記念ロシア語大学

外国語学部言語学科ロシア語専修 後藤 健太 さん

留学種別:派遣留学
留学先:ロシア・国立プーシキン記念ロシア語大学
留学時の年次:3年次
留学期間:2012年4月〜2013年1月
留学アドバイザー:外国語学部 北上 光志 教授
出身高校:関東国際高等学校

留学生活

 授業はロシア語の文法、発音、会話を中心に地理文化、文学などを学びました。当然のごとく授業はロシア語のみで行われましたから、当初はその会話スピードについて行けず、ほとんど意味のわからない時期が続きました。ロシアでの生活は外国人寮の中で暮らし、様々な国籍の人々と知り合い、友人になりました。ロシアにいるにも関わらず、ベトナム、タイ、韓国の友人が非常に多く増え、ロシア語がまさにコミュニケーションツールとしてとても役にたちました。友人たちといっしょにお寿司や巻物を作って食べたり、グリーンカレーなど、向こうの国のものをいっしょに作ったりなど、楽しい毎日でした。

留学したことで学べたこと

 言葉は意志疎通のための手段でしかないということがすごく実感できました。それと同時に、言葉が重要だとも思いました。全然言葉が通じなくても簡単に友人になれました。ですけど、言葉が通じるともっと楽しくなりました。日本にいた時の授業では何故自分がこの言語を勉強しているのかを今一実感できません。ですが、実際にその言語を使い、生活をし、人々と交流すると、このために自分はこの言語を学んだのだということが直接感じられます。

これから留学される方へのメッセージ

 海外で生活することはとても疲れます。肉体的にも精神的に追い詰められますし、なにより、言葉がきちんと伝わらない状況が続くことは、想像以上のストレスがあります。ですが、海外に行って見えてくるものはきっとあります。それが何かは人によって違うでしょうが、絶対に何かを得ることができます。皆さんの留学が良い経験になることを心から願っています。


  • お土産市場ベルニサージュの飲料販売カート

  • 赤の広場

  • ペテルゴフ(ピョートル大帝の夏の宮殿)

  • 寮の同室メンバーと
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