オーストラリア・エディス・コーワン大学

文化学部 国際文化学科 斉藤 夏輝さん

留学種別:派遣留学
留学先:オーストラリア・エディス・コーワン大学
留学時の年次:3年次
留学期間:2012年4月〜11月
留学アドバイザー:文化学部 ヒューバート ラッセル ポール 准教授
出身高校:大阪市立高等学校

 私はESSというクラブに所属し英語を使う機会をもってきました。その中で多くの国の人々と交流しより英語を学びたいと思い留学を決断しました。最初の頃は自分の話す英語に自信が持てず意思疎通がうまくできませんでした。しかし失敗してもいいから自分の使える英語で伝えようと考え少しずつ話すことから始めました。友人もできると話す時間が増え勉強の助言ももらい、次第に授業について行けるようになりました。

 授業はリーディングではテキストや新聞記事を使った長文読解、リスニングはニュースや英語講義の映像を用いた内容理解、ライティングはエッセイライティング、グラフの読み取りの練習、スピーキングは日常会話から社会問題の討論などを行いました。ライティングはよく宿題が出され250語前後のエッセイを何回も書きました。その都度先生に添削してもらえるので上達に繋がると感じました。スピーキングは国によって話す英語のアクセントが異なるので同じ英語でも印象が変わりました。2週間に1度ライティングのテスト、8週間に1度プレゼンテーションがあり自分の英語の伸びを把握することができます。2か月に1回総合テストがあり必要な点数がとれれば上のクラスに上がることができ、私も在学中1段階上のクラスに上がりました。クラスは中国、韓国、インド、サウジアラビア、ベトナム、インドネシア、ブラジルなどはば広い国籍の人々がおり頻繁にメンバーが入れ替わるので多くの人と関わることができました。学外でもフランス、ポルトガルといったヨーロッパの方とも仲良くなりました。年齢も年下から40歳以上の人まで世代を問わず在籍していました。ホームステイも同様に人の出入りが多く同じ家に8か月お世話になった私のような人は少ないようでした。多様な国の方々と交流するにあたりそれぞれの国の性格の違いを理解することが必要でした。時折そのことでストレスを感じ、トラブルに発展したこともありました。オーストラリアは世界各地から人々が集まっていることを実感しました。生活環境は過ごしやすいと思いました。気温は夏場40度を超えますが湿気がなく蒸し暑さはありません。冬は最低でも5度前後はあり氷点下になることはないと思います。治安も良く友人と外出・観光を楽しむことができました。

 私はこの留学で積極的に物事に取り組むことの大切さを学びました。自分から話す姿勢を見せなければ友人もできず、英語力も向上しなかったと思います。留学を考え始めた頃8か月も滞在することが不安でためらっていた時期もありましたが今は行って良かったと心から思っています。将来は海外との接点のある仕事に就きたいと考えています。これから留学に行くチャンスのある人は是非挑戦して欲しいと思います。

  • クラスメートと一緒に

  • キングスパークから見た都心部

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