5月29日（土）、本学にて、サタデージャンボリー（初夏編）が開催された。
　今回で17回目をむかえるサタデージャンボリーは、地域の住民に大学のキャンパスを開放し、大学を身近に感じてもらう目的で、毎年実施している。本年度は、地域の子どもたちを中心に、約2500名もの来場者があった。例年、キャンパス内のピロティでは、「国際交流イベント」を開催しており、今回は、国際交流サークルFRIENDSのメンバー13名（その他、多数のボランティア学生）と交換留学生が37名が力を合わせ、「小さな世界にとびこもう」というタイトルで、異文化体験イベントを実施した。

　イベントスペースの入り口には、受付があり、留学生が、来場する子どもたちに、手作りのパスポートを配布した。留学生からパスポートに「入国スタンプ」を押してもらうことで、「小さな世界」への入国手続きが完了する。
　「小さな世界」の中では、フィンランド、ポーランド、カナダ、アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、韓国、中国など、世界各国から集まった京都産業大学の交換留学生が、子供たちを迎え入れた。
「世界のジャケン」・「お絵かき」・「だるまさんが転んだ」・「ハンカチ落とし」などのゲームを通じて、子どもたちとの交流を深めた。

　「世界のジャンケン」では、英語・ポーランド語・韓国語・イタリア語でのジャンケンをそれぞれの国出身の交換留学生たちが、子どもたちに教えた。
　「小さな世界」を出国する頃には、すっかり留学生のお兄さん、お姉さんと仲良しになり、満面の笑みを浮かべて、会場を去っていく子どもたちの姿が印象的であった。
　イベントは大盛況のうちに、終了した。