神山天文台ボランティアチームが天文教育普及研究会全国大会で活動報告

神山天文台ボランティアチームの発表ポスターの前で
研究会参加者と議論する近本衛さん(法学部2年次生)

 神山天文台を多くの人たちに知ってもらいたいと考える本学学生らが集まり、2011年に結成された神山天文台ボランティアチーム(以下:神ボラ)の近本衛さん(法学部2年次生)、山口仁志さん(理学部2年次生)が、8月5日から7日まで、和歌山大学・国民休暇村加太にて開かれた天文教育普及研究会全国大会に参加し、神ボラの活動報告を行った。

 神ボラでは神山天文台での月一回程度の観望会の他、神山祭での荒木望遠鏡見学ツアーや、毎年2月に京都市科学博物館連絡会の呼びかけで行われる科博連フェスティバルでの立体映像上映、科学工作教室など、これまでも活発な活動を続けている。2011年の11月に神山天文台で研究会の近畿支部会が開催された際に初めて活動報告を行い、今回は初めて全国大会での報告を行った。

 近本さん、山口さんをはじめとする神ボラのメンバーは、結成して1年を経過したボランティアのこれまでの活動の報告と、これからの活動の展望をポスターにまとめた。発表の代表者である近本さんは、「今回の研究会に参加して、大学生や博物館の学芸員、学校の先生など幅広い職業の方々が非常に活動的に天文学の教育普及活動に関わっていらっしゃるのを見ることができて、大変刺激を受けた。今回の研究会の中で様々な普及活動の取り組みを知ることができ、やりたいことを行動に移す実行力が大切だと改めて考えさせられた。今後の神ボラの活動にぜひ活かしていきたい」と語った。

 研究会では、博物館の学芸員や理科教員など、天文学の教育普及活動に関心のある方々が全国から集まり、「天文教育の温故知新」をテーマに各地での活動の実践・研究報告を行い、活発な議論や情報交換が行われた。

お問い合わせ先
京都産業大学 神山天文台事務室
(事務取扱時間:月曜日〜金曜日8:45〜16:45、土曜日14:00〜20:00 ※休館日を除く)
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