三木 彰子さん(外国語学部 国際関係学科)

バディ活動歴
3年次春学期(中国・ショウさん)
3年次秋学期~4年次春学期(ポーランド・アグニェシカさん)
4年次秋学期(フィンランド・マリアさん)          通算2年間

バディ活動に応募した理由は、大学に入ったら国際交流に取り組みたいという思いがあったことと、IJPカンバセーションパートナー(※)の活動経験があったからです。入学当初は、大学に入るまで国際交流の経験がほとんど無く、語学力にも自信が無かったことから、長期間のバディ活動に対して少し不安がありました。その中で、最初に挑戦したのが約1ケ月間のIJPカンバセーションパートナーです。このIJPカンバセーションパートナーにおいて国際交流の楽しさを改めて実感し、もっと長期間かけて留学生をサポートしていきたいと思うようになりました。

毎週のバディランチでは、1週間の出来事やこれからの予定、趣味についてなどの他愛もない話から、お互いの国の文化や政治、経済などの少し真面目な話をすることもありました。また、バディランチ以外でも、一緒に勉強をしたり、観光をしたり、ご飯を食べに行ったり、映画を観に行ったりと様々な時間を共に過ごしました。留学生と一緒に過ごせる時間は、半年間または1年間であり、本当にあっという間に終わってしまいます。その貴重な時間の中で、自分にできる最大限のサポートをしたい、また、1人の友達として良い関係を築いていきたいと考えながら活動していました。

ちょうど私の就職活動が本格化した頃、留学生と会える機会が少なくなり、バディランチにも行けなくなることが何度もありました。前もって就職活動のことは話しており、理解してくれてはいましたが、私としては本当に申し訳ない気持ちで一杯でした。しかし、会う度に私のことを気に掛けてくれ、最後まで応援し続けてくれたことで、走り切ることができました。このような関係を築けたのは、バディ活動の中で留学生と1人の友達としてお互いを理解し合いながら接することができていたからだと思います。

バディ制度を通して、何事も最初の一歩を踏み出すことが大切だと改めて感じました。私にとって、バディ制度への参加は勇気の要る決断でしたが、その先には沢山の素敵な出会いや経験が待っていました。国際交流に少しでも興味がある方は、是非挑戦してみて欲しいと思います。きっと、皆さんにとっても素敵な出会いや経験が待っているはずです。そして、そこから沢山の刺激を受け、皆さんをさらに成長させてくれると思います。

(※)IJPカンバセーションパートナー 
「短期日本語・日本文化集中講座(IJP:International Japanese-Summer Program)」で受け入れる短期留学生の日本語学習・文化体験のサポートを担う学生。
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