研究成果中間報告会 開催報告

 10月25日(日)、経済学研究科(通信教育課程)「特論演習W」履修者(2年次生)による研究成果中間報告会が本学5号館で開催された。 報告する院生に加え、在学生、修了生が聴講する姿がみられた。

 発表内容は、いずれも社会の第一線で活躍されている通信教育課程院生ならではの、現状に即した説得力のある興味深い報告であった。また、それぞれの報告に対し、研究指導教員や在学生より質問や意見が出された。

 院生は報告終了後、院生同士で情報交換したり、研究指導教員の指導のもと練り直しを行ったりと、学位申請の修士論文・特定課題研究報告書の作成に向け、気持ちを新たにしていた。

院生の研究発表テーマは、以下のとおり

  1. 地方鉄道の価値に関する経済史的検証−国鉄山田線を事例として−
  2. 酒造業が地域経済に与える影響の考察−清酒酒蔵とワイナリーの事例研究−
  3. 「有価証券運用が地域銀行のパフォーマンスに与える影響」
    〜有価証券運用とROA・自己資本比率・リスク等の関係〜
  4. 情報セキュリティに関する問題へのゲーム理論の適用について
  5. 北九州都市広域圏における連携のあり方について
  6. 既婚女性優遇策の検討
  7. 高齢者雇用の現状と課題
  8. 理学療法士の賃金の人的資本論を用いた検討
  9. 南部アフリカ諸国における医療保険整備の実現可能性
    −世帯調査による実証分析を通じた考察−
  10. 「行政評価」が及ぼす地方自治体財政への効果
    〜石川県白山市の現状と全国市区町村の財政データによる考察〜
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