学位修得に向け、研究成果中間報告会を開催

 10月28日(日)、経済学研究科(通信教育課程)「特論演習Iv」履修者(2年次生)による研究成果中間報告会が開催された。

 開設から6年目、院生29名となった通信教育課程では、修了予定者が過去最高の17名となり、2つの会場に分かれての実施となった。

 今年はあいにくの雨の中、日本各地から集まった院生に加え、熱心な学部生が聴講する姿も見られた。

 発表内容は、いずれも社会の第一線で活躍されている通信院生ならではの、現状に即した説得力のある興味深い報告であった。それぞれの報告に対し、研究指導教員や院生より質問や意見が出され、普段は交流の少ない通信院生が、各自の研究を通じて活発な交流の場を持つことができた。

院生の研究発表テーマは、以下の通り

研究発表テーマ
1 (仮称)財政構造改革議論における地方債に関する住民の合理性の検証
2 結婚・出産期の女性におけるワークライフバランスの提唱
3 (仮称)現代日本地場産業の現状と今後の展開方向
4 女性労働力とその正規雇用化に向けて
5 創業者引退後の事業の撤退か継続かについての考察
6 交通渋滞の解消施策と今後の課題
7 オコタル市周辺のコーヒー産業とアミーゴ契約
8 産業廃棄物不法投棄の「罪と罰」
9 地方公営住宅と住宅バウチャー制度の導入
10 少子高齢化・世帯構成の変動に伴う家計の資産選択行動の変化に関する時系列分析
11 北朝鮮の農業と食糧需給
12 朝鮮半島分断後の南北経済発展比較
13 財政健全化と世代間の公平について(仮)
14 アメリカと日本の金融リテラシー教育に関する比較研究
15 社債市場における電力債評価に関する考察
16 サブサハラ・アフリカにおけるTotal Factor Productivityに影響を与える要因(仮称)
17 ユーロと欧州経済
 

 院生は報告終了後、院生同士で情報交換したり、研究指導教員の指導のもと練り直しを行ったりと、学位申請の論文・最終課題レポートの作成に向け、気持ちを新たにしていた。

  • 研究成果中間報告会
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