ボランティアセンターでは、ボランティア活動が対象としているさまざまな社会問題を知り、理解を深めるための講演会を実施しています。
今回は、「ヤングケアラー」「子ども・若者ケアラー」と呼ばれる人たちの抱える課題を知るための講演会を開催します。

—身近なのに、見えにくい、子ども・若者ケアラーのリアル

障がいや病気のある家族、幼いきょうだいなどの世話や介護、感情面のサポートなどを日常的に担っている子どもや若者がいます。
「家族のお手伝い」というレベルを超えた過大なケアの負担により、学校に通うことが難しくなったり、友人と過ごす時間がとれなかったり、進学や就職、結婚などの選択肢が限定されたりするなど、本来の権利が侵害されてしまうという問題が社会的にクローズアップされつつあります。この問題、実はみなさんの生きづらさやしんどさとも無縁ではないかもしれません。その意外な接点とは…。
今回、ヤングケアラーについて研究を深め、支援に向けた取り組みおよび施策の制定にも関わっておられる立命館大学の斎藤真緒先生を講師にお招きし、当事者の置かれている状況やその支援のあり方について考えたいと思います。

日時	2022年1月25日（火）17:00-18:30
会場	サギタリウス館2階S201教室
講師	斎藤 真緒 氏（京都市ユースサービス協会「子ども・若者ケアラーをテーマにした事例検討会」プロジェクトリーダー・立命館大学産業社会学部 教授）
対象	京都産業大学の学生・教職員
定員	20名（先着順）
参加費	無料

2022年1月21日（金）16:30

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