総合生命科学部 バイオフォーラム2016開催(2月7日)
2017.01.26
最先端の生命科学研究に触れてみませんか
中島 圭介 博士(広島大学 両生類研究センター 発生研究部門 助教)
「両生類を用いたゲノム編集技術の発展」
2005年以前は狙った遺伝子を破壊するという技術はES細胞という特別な細胞が樹立されたげっ歯類以外では夢物語でした。2006年頃から徐々に普及してきたZinc-finger nuclease法は効率が低くコストが高い技術だが、それまで不可能であったげっ歯類以外の動物で標的遺伝子を破壊する事を可能とする画期的な手法でした。今回のセミナーでは私が経験したZinc-finger nuclease法から最新のCRISPR/Cas9法までの実際を紹介するとともに、標的遺伝子の破壊効率を上げる手法やTALEN法だからこそ可能な生殖細胞優先的な標的遺伝子破壊法、CRISPR/Cas9法でも可能な生殖細胞優先的な標的遺伝子破壊法、現在行っているノックイン法に関する試みなどをできるだけ分かり易く紹介しようと思います。
日時 | 2017年2月7日(火) 16:30~18:00(16:15開場) |
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場所 | 京都産業大学 15号館1階15102セミナー室 |
交通 | ※キャンパス内に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。 交通アクセス |
備考 | 事前申込不要・入場無料・一般の方の参加歓迎 |
主催 | 京都産業大学 総合生命科学部 |