イタリア語専修の学生が
全日本イタリア語弁論大会で入賞しました!

 イタリア語専修4年次生の杉田 綾音さんが、京都外国語大学主催の「全日本イタリア語弁論大会」にチャレンジし、みごと「在日スイス大使館賞」を受賞しました。

 応募締切直前に思い切って応募したという杉田さんに、受賞の喜びをインタビューしてみました。

 

 

弁論大会に出場しようと思ったきっかけはなんですか?

弁論大会応募締め切りの前日に開催されることを知ったのですが、ゼミのテーマ、ロマ民族についてイタリア語で書いた原稿があったので、せっかくなのでと思い応募しました。

ゼミで学んでいたことがあったにしても、弁論大会を応募締切の前日に知ってすぐに応募するなんて、思い切りがいいんですね。 さぞかし当日までの準備は大変だったと思いますが、出場してみていかがでしたか?

原稿は以前にネイティブのイタリア人に添削してもらっていたので、文法的なミスもなく、コンテストの一週間前から発音や抑揚のつけ方も指導してもらい、本番でもミスすることなくスムーズに読むことができました。参加していた学生の中でもかなり重いテーマで発表したので、会場の方も注目して聞いてくださっていたのが光栄でした。

なるほど。普段からの勉強の積み重ねが生きていたんですね。さらに集中して指導を受け、本番には自信を持って臨めたということですか。
最後に、外国語を学んでいる在学生をはじめ、ひと言、メッセージをいただけますか?

授業以外で、外国語で自分の興味のあるテーマを発表するという機会はなかなかないので是非、積極的にチャレンジしてもらいたいです。
外国語を学び留学するために必要なのは、その国に関する豊富な知識や高い語学力だけではなく、何を伝えにいくのかという意識だと思います。過去の私も含め、多くの学生が留学すれば何かが得られると考えていると思うのですが、留学先には、京都産業大学の代表として、あるいは日本人の代表として、私たちを待っている人がたくさんいます。ですから、“何かを伝える”重要性を理解し、しっかりと準備してから留学してもらいたいと思います。

留学とは知識や語学を学ぶだけでなく、“何かを伝える”という意識を持つことがとても大切なことが良く分かりました。
またそういった意識を持って留学を経験すれば、お互いの文化を一歩踏み込んで理解ができ、一回りも二回りも成長できるんですね。
杉田さん、これからも様々なことに思い切りチャレンジし、精一杯楽しんでください。
本日はありがとうございました。

(インタビュアー 教学センター外国語学部担当 鈴木)

 
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