卒業生からのメッセージ

篠崎志保さん、大石知美さん、山崎美智子さん、上野良子さん(2003年卒業)


 私が外国語学部に入ろうと思ったのは、“もっと多くのものを見たい”という漠然とした目的からでした。 ただ“視野を広げる”と言っても何をしていいかわからず、単純に「視野を広げる」=「世界を見る」ということで、言葉の面から世界を見てみようと外国語学部に入学しました。

 

 数ある言語の中でイタリアの言語を選択したきっかけは、イタリアの料理や映画に興味がある、というようなほんの些細なことだったように思います。外国の言語・文化を学ぶうちに一番感じたのは、意外にも“自分が生活している国の言葉や文化を知ることの大切さ”でした。在学中に3週間の海外研修プログラムに参加した際、イタリアをはじめ各国の学生と話す機会があったのですが、海外の学生たちはみんな自国の文化や政治・宗教についてしっかりと話すことができるのです。日本のことを聞かれても上手く受け答えできない自分が恥ずかしくなり、あらためて日本のことを深く知ろうとするようになりました。

 

 それからもうひとつ外国語学部に入ってよかったこと。それはたくさんの個性を持った仲間ができたことです。外国語学部は20〜30人程度のクラスで授業をすることが多いので、自然と一緒にいる時間も長くなります。在学中にはクラスで学園祭にイタリア料理の模擬店を出したり、キャンプをしたり、ツーリングの会を開いたりもしました。卒業した今は、それぞれに仕事も持っておりなかなか頻繁には会うことができませんが、それでも時折予定を合わせて集まったり、近況を報告しあったりしています。卒業して4年以上経った今も、ことあるごとに話し合える仲間がいることを、本当にうれしく思います。

 

 国内外を問わず、いろんな価値観を持った人と交流できたこと。
私にとってかけがえのない4年間でした!
大学には、高校では体験できない、社会人にも得られない、独特な時間があるような気がします。
これから入学される方、在学中の方には大いに大学生活を楽しんでほしいです!

 

イタリア語専修
篠崎志保さん、大石知美さん、山崎美智子さん、上野良子さん(2003年卒業)

 私たちのクラスは入学当初から、元気で明るく、賑やかでした。 卒業後は地元へ帰ったり、就職したりで離れてしまいましたが、 メールなどで近況を報告しあったり、機会を見つけて集まったりしています。 昨年も先生を訪ねて神山祭に遊びに来ました!

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