名誉教授の小林正成先生ご逝去される(2007年11月22日)

 ロシア語専修で長年教鞭を取られ、本学名誉教授であられた小林正成先生が、11月22日午後5時7分、京都警察病院で膵臓癌のためにお亡くなりになりました。享年80歳でした。ご葬儀は京都市内の聖ヴィアトールカトリック北白川教会でご家族だけでいとなまれました。謹んでご冥福をお祈りいたします。小林先生は昭和45年に本学の外国語学部に奉職され、昭和55年に教授になられました。平成7年には、日本で初めてのチェコ語・日本語辞典を出版されました。平成9年に退職されるにあたって、本学の研究、教育における多大な貢献に対して名誉教授の称号を授けられました。

主要業績

  • 「ロシア語の名詞の生格(родительный падеж)における変化語尾の変遷について」
    『京都産業大学論集 外国語と外国文学系列』第11号 pp.165-193 1984年
  • 『チェコ語=日本語辞典』(共著)京都産業大学出版会 1995年
  • 『ヤツェク・フィシャク著 英語史概説 第1巻 外面史』(共訳)青山社 2006年
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