西村 咲輝

インドネシア・ウダヤナ大学へ留学中の西村 咲輝さんから「留学レポート」が届きました

 バリに来て二ヶ月が経ちました。大学では毎日楽しく勉強をしています。生活面でも充実した日々を送っています。しかし、バリに来た当初、楽しいことばかりではなく、大変なこともありました。まず、バリに来て間もなくして私は肺炎になり、一週間ほど入院しました。高熱と苦しい咳で夜も眠れないほどでした。しかし、バリの友達が病院まで連れていってくれて、毎日病院に泊まってくれました。また、病院には日本人の看護師さんもいたため、とても心強く、不安になることはありませんでした。

 はじめの一か月はホームステイをしていましたが、今はコスに移り一人暮らしをしています。ホームステイをしているときは、ホームステイ先から学校までベモ(軽四輪の小型乗合バス)を使って通っていました。ベモは毎回値段交渉をしました。

 学校の授業は午前中だけ、8:20〜12:00までの2コマです。途中、20分の休憩をはさみます。クラスには、いろんな国籍の人がいます。授業は、ほとんどインドネシア語で行われますが、ときどき英語も交えて行います。おもに教科書に沿って授業を進めますが、週に一度だけ文化の授業があります。文化の授業はいろいろありますが、最近はバリ舞踊をやっています。

 授業が終わると、私は友人と大学の食堂でお昼ご飯を食べます。そして、午後はサヌールにある日本語学校へ行ったり、バリの友達の家に遊びに行ったりします。日本語学校では、日本語を教えたりもしますが、逆にインドネシア語を教えてもらったり、お互いの国の文化について話したりもします。

 友達の家に遊びに行くときは、だいたい歌を歌ったり、みんなでごはんを食べて冗談を言い合ったりしておしゃべりします。ときどき、バリ人の友達の大学(夜間)に連れていってもらい、授業を受けさせてもらうこともあります。休日は、コスにいることはほとんどなく、バリ人の友達と出かけています。

  バリでの生活は日本とは全く異なり、戸惑うこともありますが、慣れてしまえば本当に素敵なところだと思います。バリに来てまだ二か月ですが、一番大事なことはバリの現地の友達をたくさん作ることだと思います。私は、大学以外は、常にバリ人の友達と一緒にいます。学校が午前だけで終わるため、午後の時間の使い方がとても大事になってきます。現地の信頼できる友達をたくさんつくることで、言語習得につながるし、バリの文化を身をもって体験することができます。そして、たくさんの友達と冗談を言ったりしておしゃべりするのが何より楽しいです。残りの留学生活も健康に楽しく過ごしていきたいと思います。

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