ドイツ語学科の卒業生による講演会を行いました!

 10月9日(火)、2007年度ドイツ語学科を卒業した稲垣あゆみさんによる講演会が催されました。

 稲垣さんはドイツのオーバーハウゼンにある「国際平和村」に1年間滞在し、ボランティア活動に従事されました。「国際平和村」は、1967年ドイツのヴェストファーレン州に設立された非政府組織で、戦争や貧困のなかで満足な医療を受けられない世界中の子ども達を無償で治療することを目的にしています。

 去年、一昨年にもこの平和村でボランティア活動をしたドイツ語学科の卒業生が貴重な体験を報告してくれましたが、稲垣さんはこのボランティア活動に従事した3人目の卒業生です。自身の平和村での体験や様々な思いを学生たちに飾らぬ言葉で真摯に語りかけた姿が非常に印象的でした。

 京都産業大学ドイツ語科の卒業生たちが世界で活躍する姿を知る機会を持てたことは、在校生たちにとっても大きな励みとなったと思います。 実際、来年の春に平和村に向かう学生たちも現れ、ドイツ語を学んだことで大きく広がった自分の視野や世界観の中で新しい可能性に挑戦する学生たちが育ち始めています。

 講演後、皆さんが平和村のために寄付してくださった募金額は8,500円となりました。本当にありがとうございます。すでに稲垣さんが平和村に送金してくれました。また、稲垣さんは現在「国際平和村」についての写真展開催の準備も進めています。

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