留学体験レポート

村井 鈴菜 アルゴマ大学(派遣留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2013年8月22日から
2014年4月29日まで
カナダ アルゴマ大学 派遣留学

 私は大学に入学した時からずっと留学をしたいと思っていたので、在学中に留学に行くことができて本当に嬉しかったです。留学前半は現地の生活に慣れることがとても大変でしたが、徐々に慣れていくことができました。ただ、ホームステイ先の家族が母子家庭で、家にいないことが多く、たくさん会話をすることができなかったのが少し残念に思います。学校の授業の面では、日本人の生徒が多く、日本で勉強しているのとあまり変わらないと思っていましたが、留学後半に社会学や人類文化学などの学部の授業をネイティブの学生たちと一緒に受けることができました。最初の頃は、今まで勉強したことのない分野だったので、ついていくのが大変で、内容も難しかったのですが、学部の授業を受けているうちにボキャブラリーも増えたのでとてもいい経験になったと思います。冬はとても寒かったのですが、中国人の友達や日本人の友達と旅行に行ったり、楽しく過ごすことができました。旅行中に、目的地への行き方がわからなかったときは現地の人に積極的に尋ねることができましたし、教えてもらうときも、何度も聞き返さなくても相手の言っていることを聞き取ることができました。また、ホームステイ先の家の中はとても暖かく、日本の家で冬を過ごすよりも暖かかったです。

 私は3回生からの留学で、帰国も4回生になってからでしたので、就職活動に支障が出ないか、とても不安でした。しかし、留学中はそのような不安はあまり気にしないようにし、学校や留学生向けのイベントなどにできる限り参加し、楽しみました。また、アルゴマ大学は日本人の生徒がとても多かったのですが、将来海外で働きたいという大きな目標を持っている日本人のクラスメートもいて、とても感心しました。日本人のクラスメートや友達との出会いも現地の人との出会いと同じくらい貴重なものになったと思います。また、ホームステイ先の家族が夕食時に外出するため、夕食を一緒に食べることがあまりできなかったり、ペットを大量に飼っていたので家の中がとてもうるさく、そのことで私はホストファミリーに不満を言い、トラブルになりかけたこともありましたが、きちんと話し合うことで和解することができました。

 辛いこともありましたが、海外でしかできない楽しいこともたくさん経験でき、カナダでの九か月間は私の人生で忘れられない貴重なものになりました。カナダでの生活を送り、新たな将来の目標もできたので留学をして本当によかったです。

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