留学体験レポート

澤 尚希 アルゴマ大学(派遣留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2013年8月16日から
2014年6月15日まで
カナダ アルゴマ大学 派遣留学

 カナダでは約10ヶ月過ごしましたが本当にいい経験させて頂き、楽しい時間を過ごせたと思います。当初の目標は英語を本当に向上させたいという思いがほとんどだったのですが、それ以上に、留学をすることで人間の根本的なところから自分が変わったなと思いました。人生自分が思っていること通りになるなんてほんの少しだけで、その目標を達成する上で乗り越えなければならないものはたくさんあるけれど、それを我慢しながら耐えて頑張ることで、本当に達成できるのだなと思いました。いろんな考えや不満、心配を持ちながら過ごしましたが、その時に何を思っていても事実は変わらないし、自分を信じて前に進もうと努力することが大切だと気付きました。もちろん、楽しい留学生活でしたが、その分悩むことも多くありました。その悩みの量というのは、人それぞれ持っている目標によって大きく変わってきますが、とりあえず私はとても悩みました。クラスの内容の簡単さ、日本人の多さに加え、自分の英語力が上がらないことなど留学中は悩みでいっぱいでした。それでも、上記で述べたように前に進むことしか自分にはできなかったので、不満はあったけれど自分の行動で全て変わると思い、クラス以外でネイティブの友達を多く作り話し、様々な活動にも参加しと、そこで積極的に行動したからこそ、今の自分があるのだと思います。

 英語のレベルについては、自分は授業後から帰国までの1ヵ月間カナダとアメリカを旅行して、その時に英語力がとても伸びていると感じました。ほとんど聞き取れ、言いたいことはなんでも言え、発音もでき、このレベルが1年の留学で最大限伸ばせるレベルなのかなと思いました。一番嬉しかったことは、英語上手だねと言われるのではなく、ネイティブの人にカナダ出身の人かと思ったと言われたことです。この英語力を得た分それなりに苦労したけれど頑張ってよかったです。 そして、一番感謝しているのはホームステイの家族のみんなとルームメイトです。お世話になりすぎたというよりそれを通り越し、本当の家族みたいに過ごせ、とてもこの家族が好きだったのだと気付きました。こんないい人達に囲まれてとても幸せでしたし、別れの時はすごく辛かったのですが、本当にとてもいい思い出です。人生で一番良い経験になったのは間違いないです。ここでの生活を一生忘れることなく胸に持ちここで出会った人たち、特に家族のみんなとはこれからも連絡を取り合い、深い仲でいたいと思います。

 このように、留学ではいろんなことを学びましたが、考えてみると人生何があるか本当に分かりません。自分は、高校の時、医療の道を諦めてこの学部に進まなかったら留学しようとも思わなかったと思います。また、この大学は志望校ではなかったのですが、ここにきていなかったら外国が、英語がこんなにも好きと気付けなかったと思います。今はこの大学で良かったと思えるようになり、自分が変われているのがはっきりと分かり人生がとても楽しいです。これからも、後悔なく楽しく生きていこうと思います。自分を中から変えてくれたこの留学生活は一生の宝物です。

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