留学体験レポート

廣野 雄大 Thompson Rivers University(認定留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2012年8月23日から
2013年7月16日まで
Canada Thompson Rivers University 認定留学

 私はカナダのカムループスという場所に1年間留学しました。カムループスは田舎町で勉強をするのに適しており、トンプソンリバーズ大学は非常に多くの留学生を受け入れていることから、この場所を選びました。

 留学に行く前は自分の英語がどれくらい通用するかという期待感でいっぱいでした。しかしホストファミリーにゆっくり話してもらわないと理解できない、自分の言いたいことが伝わらないことを留学生活開始直後に痛感しました。学校生活ではESLのクラスを受講していた為、アジア系の人と勉強することが多かったです。様々な国の人と勉強した時に、最初に思ったのはアクセントの違いです。それぞれの国の人にそれぞれの独特のアクセントがあったので、理解できないときがありました。この経験から、日本人にも日本人独特の発音があり、他国の方からすると理解するのが難しいのだと改めて気づきました。留学開始から2ヶ月後に始めたサッカーが私の英語力の向上となるきっかけとなりました。サッカーは週2回でホストマザーの子供と現地の高校生、大学生とチームを組んでやりました。サッカーはチームスポーツであるので常にコミュニケーションをとり、またチームメイトが私と同じ世代であったので話しやすかったという点で私がそれまでよりも積極的になれたと思います。

 留学後半の授業ではESLだけでなく大学の学部の授業も受講することができました。学部の授業においてもクラスの半分は留学生であったので、私の大学は国際交流に積極的だと感じました。私生活では英語で友達と会話するのに問題がなくなってきたので、留学前半とは違い、お互いの国の話など真面目な話もしました。外国人から見た日本に対する考えが話している中で一番興味を引き付けられました。私の友達は彼らの母国のことについてよく知っていたのに対し、私は日本のことについて全く知りませんでした。世界のことを知る前に日本のことを勉強しておくべきだったと思いました。

 留学全体を通して最初に、カナダという場所を選んでよかったと思います。様々な人種の人がいるのにも関わらず、協力し合い、共存し合っている姿はカナダ以外では見られないと思うからです。私の留学は充実していました。最初は何から手を付けて良いか分からない状態でしたが、徐々に様々なことにチャレンジしていくことと共に自分の成長を感じることができました。たくさんの人と出会い、たくさんのことを学んだ留学生活は、私の一生の思い出です。

 これから留学を考えられているみなさんは日本のことを今まで以上に知ってください。世界の人は日本のことを知りたがっています。留学を通じて世界のことを新しく知ることも重要ですが、日本のことを伝えることもそれと同じくらい重要になってきます。最後に自分が充実できたと思えるような留学にしてください。

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