留学体験レポート

安田 真依 西オーストラリア大学(認定留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2012年8月23日から
2012年12月28日まで
オーストラリア 西オーストラリア大学 認定留学

 みなさんは、なぜ英語を勉強していますか?

 はじめに、私の留学を点数にすると120点でした。私が現地で経験した楽しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったことのすべてがとてもいい思い出になりました。私がオーストラリアのしかもパースという場所を選んだのには理由があります。過去にオーストラリアを訪れた時に次は留学という形でもう一度訪れると決めていたのです。その時にオーストラリア独自の文化にとても興味を持ったことも一つのきっかけでした。その中でもパースを選んだ理由は、温暖で住みやすく日本人留学生が少ないと聞いていたからです。実際にパースを訪れて、確かに日本人は少なく中国人や台湾人が多いと感じました。比較的に私の学校ではアジア人が多く、南米系の人もたくさん勉強していました。パースで過ごしていると忙しくて慌ただしい毎日が当たり前な日本の生活とは違って、時間が過ぎていくのが遅く感じました。慌てて物事を進めなければならないということがなかったので落ち着いて勉強もでき、私はとても環境に恵まれていたなぁと感じています。私がよかったと感じた勉強法はただ授業を受けて単語を書き留めたり文法ワークをしたりすることに焦点を置くのではなく、先生が話すときに使う英語に注目するということです。実際に使ってみることでよりネイティブに近い英語を学べたと思いました。

 そして私が最も大切にしていたのは人とのつながりです。現地ではこっちで生活しているとなかなか気づけないことにも気づけて、想像できないような素晴らしい出会いが待っています。ホームステイ先の家族、学校の友達や先生、バスで隣に座った人などたとえ一言二言だけの会話であっても私にとっては素敵な出会いでした。クラスメイトとの放課後は図書館で課題をしたり、バブルティーを飲みに行ったり、半額デーの日にワッフルを食べに行ったり、港町へフィッシュ&チップスを食べに行ったりしました。週末はビーチへ行ったり、BBQをして楽しみました。こんな楽しい毎日であっても、時には友達と文化の違いが影響して喧嘩をすることもありました。しかしそれも今となっては素晴らしい思い出の一つです。たった半年と言われればそれまでですが、私にとってはたった半年以上のとても濃い半年でした。韓国人の親友もできましたし、たとえ出会った人々がいい人であっても悪い人であっても出会えたことは運命だと感じることができました。

 そして最後に留学を考えておられる皆さんへ。悩んでいるのであればぜひチャレンジしてみてください。いくら考えても現地での素晴らしい経験は想像できません。実際に体験してそれを自分の経験にしていってください。そして人との出会いを大切に。たくさんの出会いが自分を豊かにしていってくれるのだと思います。

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