留学体験レポート

堤 勝史 アルバータ大学(認定留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2011年8月31日から
2012年7月18日まで
カナダ アルバータ大学 認定留学

 私はカナダのエドモントンにあるアルバータに約11ヶ月間留学しました。教授からのアドバイスで、都会ではなく田舎を選びましたが予想以上に日本人がたくさんいました。留学に行く前は日本人がいるところは、英語を勉強する環境としてふさわしくないと思っていましたが、英語の上達は自分のやる気次第だと思いました。その結果として、同じ期間留学をしていた人の中で英語の上達に大きな差があったと思いました。

 私はアルバータ大学のESLクラスの生徒として、約10ヶ月勉強してきましたが、実のところ、アルバータ大学は英語を勉強するのにあまり良い環境ではないと思いました。ほとんどの生徒が日本人、韓国人、中国人などアジアの学生で、授業内でも同じ国の人でかたまっていました。また、ESLの先生は英語のネイティブではない人が非常に多かったです。中には、とてもクセのあるしゃべりかたをする先生もおり、悪いクセがついてしまうと思いました。私は今回の留学でESLのクラスを5クラス受講しましたが、担当者がネイティブの先生だったのは2回だけでした。そこで、大学を選ぶ際は、十分に注意する必要があると思います。ESLのクラスは大学のキャンパスでおこなわれるのか、大学にはネイティブと接触するためのイベントがあるかなど十分に調べる必要がありと思いました。

 住居についてですが、ホームステイが英語を勉強するのに最良の環境だとおもいました。わたしは寮やアパートには1度も住まずにホームステイをしていました。とても良い経験ができたと心から思います。初めの3ヶ月は全く英語がしゃべれなかったこともあり、とてもつらく、ホームステイをやめることも考えましたが日本に帰るときにはホームステイでよかったと思いました。ホームステイでは現地の人がどのような食べ物を食べ、どのような生活をおくっているかなど英語だけでなく文化を学ぶことができるのでとても勉強になりました。クリスマスにはたくさんの家族が集まりみんなでクリスマスソングを歌ったり、週末にはパーティーに参加したりなどホームステイをしてなければできない様々な経験をさせてもらいました。私が日本に帰る最後の月には私の日本の家族がカナダに来て、ホストファミリーと一緒にバーベキューをしました。これは最高の思い出になりました。授業でわからないことがあったときや、困ったことがあったときは、すぐにホストファミリーが助けてくれたので心強かったです。

 私は今回の留学を通し、世界中の人と出会い、様々なことを学びました。また、日本の良さをあらためて感じることができました。

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