留学体験レポート

西山 小百合 マセイ大学(認定留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2011年3月15日から
2011年7月20日まで
カナダ ヴィクトリア大学 認定留学

 この学校には、日本人学生が最も多く在学しています。クラスのレベルは下から200, 330, 410, 490, 570, そしてGAPの6レベルあります。570レベルからはめったに日本人はクラスにいませんが、それより下のクラスにはたくさんの日本人がいます。実際に私のクラスは490レベルで、日本人は私を含めて3人クラスにいました。それほど多くないし、他の二人の日本人学生は、英語で私に話しかけてくれたので、授業も、日常生活も充実していたと思います。このプログラムが始まってすぐは、日本人はわたしひとりでした。クラスメイトが英語をまるで母語かのように困ることなく扱っているのを見て、このクラスについていけるかどうか不安になりました。ところが、何人か仲良くなって、話すうちにクラスにいることが楽に感じるようになりました。授業の内容はわたしにとってチャレンジングで、最初はついていくのが大変でした。授業は日本のように聞いているだけで終わるというような形ではなく、自分の意見を述べて、議論をする、というのが基本だったと思います。リーディングのクラスでは、より速く、正確に理解するために何枚もの記事を読んで問題に答えたり、トピックセンテンス、サポーティングアイディアを抜き出したりして、英語の文章の構造を学びました。ライティングのクラスでは、教科書を中心に文法の基礎、エッセイの書き方の基礎を学びました。

 日常生活では、毎日日本人と遊びました。ほかの国籍の人もいましたが、日本人は必ずいました。放課後はダウンタウンで遊ぶか、宿題を友達と終らせることが多かったです。私は、pronunciation clinicというオプションのレッスンを週一回取っていました。放課後に先生と基本的に発音練習をするレッスンです。Study centerというところに行って、ネイティブのボランティアの人と、おしゃべりをするだけのための場所に行って、おしゃべりを楽しんだりしました。ホームステイ先では、1歳、4歳、7歳の子がいて、一緒に遊んでくれたので、家では暇をすることはなかったです。ホストペアレンツもまるでわたしが本当の娘かのように接してくれたので、困ったことがあれば相談をしました。解決するまで、熱心に私の話を聞いてくれました。とても感謝しています。ルームメイトが一人いて、中国人の高校生でした。年が近かったので、ショッピングに行ったり、浜辺を歩きながら喋ったりするのは、家にいる友達のようでした。

 総合的に、この留学は素晴らしく成功したと思っています。私がこの留学で得た最も大きなものは、友達です。文法に関しては日本で高校までに習ったスキルで十分ですが、会話は日本にいては自然には伸びません。勉強を置いておいて友達と遊びすぎたかな、と少し思いますが、友達と遊んだ分英語も喋ったので、あまり後悔はしていません。この、ビクトリアという郊外、University of Victoriaの語学学校を選んでよかったな、と感じます。

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