留学体験レポート

角間 美沙紀 アルゴマ大学(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2010年9月3日から
2011年5月31日まで
カナダ アルゴマ大学 交換留学

 私は交換留学生としてカナダの五大湖に囲まれた地域にあるスーセントマリーという町のアルゴマ大学で1年間すごしました。高校の時は1年間ニュージーランドに留学しており、私自身にとってこれが2回目の留学でした。高校のときにうきうきしながらいった留学は新しいことばかりで、楽しかったこともたくさん、何も思い通りにいかずに苦しんだこともたくさんありました。今回は2回目の留学なのもあり、心に余裕がでると思ったのですが、留学に行く前は前回苦しい思いもしたので正直怖い思いでいっぱいでした。

 しかし実際いって感じたのはカナダの人は優しくフレンドリーだということでした。カナダは多民国家で世界中から来た人が多く移り住んでおり多民族に対する差別や警戒心が少ないのです。アルゴマ大学は特に世界交流に力を入れており、実際、サウジアラビアやメキシコ、コロンビアやケニア、韓国、中国、ケニア、ナイジェリア、インドなど世界中から生徒が集まっており、生徒同士で違う国の文化や言語は教え合うのは本当に楽しかったです。

 留学に来ると決めてから自分で決めた留学中の目標は、できるだけ家から離れ、できるだけ人と関わって本物の英語を身につけるということでした。

 留学にきたからといって魔法のように英語が伸びるわけでもなく、毎日英語をできるだけ聞き取れるように耳をダンボにして生活するのも大変でしたし、言語的だけでなく、人もほんとうにそれぞれで日本人との差に理解できなくて苦しんだことも多くありました。  しかし友達が増えるにつれてどんどん楽しくなったのを覚えています。アルゴマ大学は規模の小さいアットホームな大学で、最初は知らない人ばかりしたが、廊下を歩いていると挨拶をして名前を呼んでくれる友達が日に日に増え、5人で一軒家を分けて住むタウンハウスにすんでいたのですが、14もあるタウンハウスには知らない人ばかりで一緒に住むのも不安だった最初と比べ、帰る直前はどこのタウンハウスにも友達がいるようになりました。

 日本に住み大学に通った2年間と留学にいっていた1年間を比べると、苦労も泣いた数もずっと留学中のほうが多いように感じますが、なにかを学んだ量もうれし涙を流した数も、心から笑った数もずっと多い気がします。たいへんなことも多くありましたが、行って本当によかったとおもいます。この経験をさせてくれ、支えてくれた先生方や、友達、国際交流センターの方々、アドバイザーの先生そして家族に感謝しています。本当にありがとうございました。

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