留学体験レポート

片井 加恵 アルゴマ大学(派遣留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2010年8月14日から
2011年6月24日まで
カナダ アルゴマ大学 派遣留学

 まず留学しようか悩んでいる人に伝えたいことは、留学する前に不安ばかり考えても、すべては、自分が現地に行かないとなにもわからないと言うことです。私にとっての約10ヶ月の留学は、良い意味で行く前の想像していたものとは違いました。行く前の私にとって、語学力が1番の悩みでした。英米語学科ではあるものの、英語が特別出来るわけではない私にとって、言葉が通じない環境に身をおいて、授業についていけるのか、英語を伸ばせるのか英語に対する不安だらけでした。しかし、実際留学を終えた今だからこそ、いえることは、留学は語学力を伸ばせるだけのものではないと言うことです。留学において語学力が伸びることはもちろんですが、その他にも自分を成長させてくれる環境があると言うことです。環境がすべてを変えるとは思いませんが、自分を変える大きなきっかけであると思っています。だからこそ、その環境でいろんなことに挑戦、体験するべきだと思います。私は、留学さきでボランティア活動など出来る範囲内で行いました。たとえ小さい行動だとしても、その行くさきざきで新しいもの、人との出会いがありました。カナダは多国籍の国でもあり、たくさんの人との出会いは、すごく大きいです。いろんな国の人と話すことで、いろいろな考え方や文化など、新しい発見がたくさんあります。人は少なからず国や人種にたいして、固定観念を持っていると思います。しかし、実際会ってみることで、その見方が大きく変わると思います。1歩の行動が自分にとってすごく大きいものになると思います。

 また、私は、留学中につねに思っていたことは、なんにたいしても全力で行なうことでした。1年留学は長いようにみえて、ほんとうに短いです。後でしようとか、今度しようとか思っていては、留学が終わってしまいます。限られた期間で出来ることは限られてきますが、その限られた期間だからこそすべてにおいて、全力で取り組むことで、吸収できるものはたくさんあります。そして、私は、なにをするのにも、バランスが大事だと思います。勉強する時はする。遊ぶ時は遊ぶ、のようにその場その場でしっかり自分をコントロールしながらバランスよく、全力で取り組むことが大事だと思います。

 ほんとうに、留学してよかったと思える自分が今ここにいます。それもこれも、たくさんの人の支えのおかげであると思っています。これから留学行くみなさんも感謝の気持ちを忘れずたくさんの経験をし、たくさんの人と出会いたくさんのことを吸収してほしいと思います。なにを言ったとしても、とにかく自分が行くことで見えてくるもがたくさんあると思います。

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