今回一年間カナダに留学できたことは自分にとって一生の思い出であり、とても良い経験になったと思っています。自分が留学で一番感じたことは、留学をする前に何を一番の目標にしていくかを決めておくということでした。人それぞれ留学の理由は違うと思います。英語の力を伸ばすため、向こうで友達をたくさん作るため、外国の文化を感じるためなど様々な理由があると思います。僕は実際外国の文化を感じることを最優先の目標にして今回留学に挑戦しました。その結果、一つの興味深い事を自分の中で見つけることもできました。カナダはよく知られているように、Multiculture の国でたくさんの人種の方が共存して生活してます。その中で気になったことは、カナダには白人が移民する前に住んでいたインディアンの方々も生活しています。学校にはたくさんのインディアンの方がいたので、よく話したのですが未だに差別などの行為が社会に残っているとのことでした。昔の話を聞くとかなり残酷で、インディアンの子供たちはResidencial schoolといったものに入れられ、インディアンの文化を忘れるまで全寮制の学校に入れられたそうです。僕は、たまに彼らの文化的な行事などに参加させてもらったんですが、自分の中ではそれが一番の経験だったと感じています。カナダと日本の社会は全く別であると感じ、またさまざまな人種の方々が共存して生きることの難しさもかなり伝わってきました。一年間の留学で確かに語学的な面で成長はありました。しかし、僕は語学以上に自分のためになり、考えらされたことがあったのも事実です。これから留学を考えている方、留学をする方はぜひ様々なめんで学んできてほしいと思っています。留学で得られるすべてがこれからの生活や将来、就職の面でとても役に立つでしょう。それとやはり向こうで友達をたくさん作ることは英語の上達の早道であり、留学を何倍にも楽しむ一番の方法ではないかなと思います。