大学院法務研究科主催 秋期講演会開催のお知らせ
近年、中国と日本の経済・文化そして法制度における交流の発展にはめざましいものがあり、将来法曹を志す本学の法務研究科の院生にとって中国法を学ぶ意義は大きいと言えます。また、来日中国人が犯罪に巻き込まれる事例も増加傾向にあることから、本学法学部には司法通訳コースが設置されることになり、その点でも中国刑 法に関する知識に触れることは有意義であると思われます。
そこで、中国でトップクラスの大学である清華大学法学部の黎宏教授が日本に滞在しておられるのを機に、本学へお招きして下記の通り「中国刑法の重要問題」についての講演会を開催します。黎教授は、中国刑法学会の理事も務めておられるこれからの中国刑法学界を担われる人物であり、多数の著書・訳書を出版なさっておら れます。講演は日本語で行われますので、法務研究科以外の院生、学部生他一般の方も是非ご来場ください。
開催日時・場所 | 平成19年12月12日(水)13:00〜15:00 |
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場所 | 京都産業大学13号館1階 13101講義室 |
講師 | 黎 宏(Hong Li)教授 |
演題 | 中国刑法における重要問題 |
対象 | 本学学生、一般 事前申込不要、聴講無料 |
講師紹介
2004年10月より 中国清華大学法学部教授、同博士課程指導教授、中国刑法学会理事
主要著書
不作為犯に関する研究(武漢大學出版社 1997年)
法人刑事責任論(清華大學出版社 2001年)
日本刑法概論(中国検察出版社 2004年)
刑法総論についての思考(中国人民大學出版社 2007年)