法学部創設40周年記念ワークショップ
ー仏内務省国立高等治安研究所 来学ー

  フランス内務省国立高等治安研究所(INHES)所長モンザーニ氏が率いる訪日調査団が来学、「社会安全に関する公共政策の日仏比較」をテーマとした法学部40周年記念のワークショップに参加されます。
 INHESは内務省所属の研究機関として政策形成への関与も深く、フランスの刑事政策、社会安全政策の実際を知る良い機会となるでしょう。
 ワークショップでは、フランス側三名(モンザーニ氏、ルーベ・デル・バイル氏、浦中氏)、そして本学法務研究科の藤岡一郎教授、渥美東洋教授が参加し、日仏双方で自由に質疑応答を交わしていく予定です。司会は本学法学部の中谷准教授が務めます。

 フランス側メンバーの概要は以下の通りです。傍聴自由ですので、どうぞお気軽にお越し下さい。

テーマ 社会安全に関する公共政策―日仏比較
日時と場所 11月22日(木)15時15分〜17時45分(休憩含む)
本学ロースクール棟2F会議室(収容30名程度)
対象 法学会会員、本学学生、一般
事前申込不要、聴講無料

ワークショップに参加するフランス側メンバー

ピエール・モンザーニ:内務省国立高等治安研究所所長

シャルル・パスクワ内務大臣の参事官(1994−1995)パリ警視総監官房審議官(1995)
欧州議会のヨーロッパ市民のためのグループ連合事務次長(1999−2001)
INHES所長(2006年より)。今回の訪日団の団長。

イヴ・ルコート:内務省国立高等治安研究所学術委員

哲学家、ジャーナリスト。パリ第10大学教授。元アラン・マドラン経済大臣官房
4年にわたりフランス公共テレビ、FRANCE3の文化教養番組の編集担当

ピエール・アントワーヌ・メルフェ:内務省国立高等治安研究所 教養担当責任者

フランス国家警察警視長

ジャン=ジャック・ロシェ:内務省国立高等治安研究所 編集委員

パリ第二大学教授。国際、国内を問わずセキュリティに関する議論で高名。

ジャン=ルイ・ルーベ・デル・バイル 内務省国立高等治安研究所 編集委員

トゥールーズ第一大学(UT1)教授。フランスにおける警察学研究の第一人者。1976年に同大学に警察学研究センターを創設。今回の訪日調査団の副団長を務める。

 

*通訳兼報告者 浦中千佳央(UT1博士課程)

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