インドネシア語専修の学生が恵光寺で講演(レポート)

 今月21日、私たちインドネシア語専修の6名は恵光寺で行われた納涼講座に参加させていただきました。去年に続き2回目の参加になります。
 朝7時からおつとめが始まり、続いて私たちの発表の場が設けられました。インドネシアでの留学を経験し人の優しさに触れた先輩の話、インドネシアでの地震後、日本で集まった義援金を持って現地に行った時のインドネシア国内の状況を鮮明に語ってくださった先輩の話、先日大学で行われたインドネシア中高生との交流会の様子や、日ごろ私たちが学んでいる内容等についてお話させていただきました。
 今回参加したメンバーのほとんどは初めての納涼講座でした。そのため、緊張して途中詰まったりすることもありましたが、聴衆の皆さんはとても熱心に話を聴いて下さっていました。話の合間に何度もうなずいたりして、じっと耳を傾けてくれている様子が私たちにも伝わってきました。発表の最後にはインドネシアの竹で作られた楽器「アンクルン」を使い、『チューリップ』と『IBU KITA KARTINI』(イブ・キタ・カルティニ)という曲を演奏しました。アンクルンの音色は、お寺の静かな雰囲気と調和しているようでした。演奏の最中も一緒にリズムにのってニコニコして聴いてもらえたことがとても心地よかったです。
 その後は、鎌倉武士・熊谷次郎直実の末裔である熊谷かおりさんのお話や歌があり、最後にお寺の住職さんや聴衆の方、みんな一緒に朝粥をいただきました。その時に聴衆の方との会話を楽しみました。昨年も参加された方がいて、昨年のインドネシア語専修の学生の発表の事も覚えて下さっていました。地震の事や、アンクルンの事などいろいろ話をし会話が弾みました。私たちの活動を知ってくださり応援してくれる人がいるんだ、ということを感じとても嬉しく思いました。人との交流というのはとても素敵なことだと感じました。
 住職さんは雰囲気を和ましてくれるとても大らかな人で、「またいつでもいらっしゃい。」と言ってくださいました。みんなで撮った集合写真もとても良い思い出になりました。このような活動をこれからも続け、人と人との繋がりを大切にしていきたいと思います。

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