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平成26年度 秋学期 公開授業&ワークショップ 実施報告
実施テーマ
初年度教育の在り方について
科目名
入門セミナー
「公開授業」の内容
文化学部に入ったばかりの学生が、学部の環境にスムーズに適応できるようデザインされた授業。まず受講生間ならびに受講生と教員の間の関係性を構築し、ついで受講生はアカデミックスキルを学びつつ、文化研究の初歩的なプロジェクトに取り組む。この授業を通じ、高校までの受講生は受け身のスタンスをリセットし、学部教育へのモチベーションを高め、文化学部という「学びの共同体」の一員として自覚するようになる。
「ワークショップ」の内容
現在、選択科目である「入門セミナー」(春学期のみ開講)は、来年度から「入門セミナーA・B」という選択必修科目になる。ワークショップでは、まず学部における初年次教育の在り方についての議論し、次に「入門セミナー」の授業内容およびその問題点を共有した。話し合いの結果、来年度以降、「入門セミナーA」では、従来の「入門セミナー」の方針が踏襲されることとなり、「入門セミナーB」については、担当教員の専門性をある程度活かすという方針が確認された。また「入門セミナーA・B」に関する具体的な履修指導の方法等についても有意義な意見交換が行なわれた。
活動の効果を高めるための今後の方策
特に「入門セミナーB」について、文化学部で必要なアカデミックスキルとは何か、今後もワークショップを開催し、意見交換を続けてゆきたい。