初年度教育の在り方について

　ヨーロッパ文化論B

　19世紀の初めから20世紀初頭（第1次世界大戦）までのヨーロッパ，特にフランスの文化と社会について，基本的な知識を身に付けることを目的とする授業。人権思想，民主主義，統合ヨーロッパ指向などの明るい側面と帝国主義，人種主義，貧民問題などの暗い側面を合わせ持つ近代ヨーロッパの両面が，19世紀フランスの文化と社会にどのように現れているかについて講義する。

　今年度から始まった初年次ゼミの実施報告会を行った。本来、初年次ゼミを公開授業の対象科目とするべきところだが、初年次ゼミは春学期のみの開講であるため、ワークショップと公開授業は、それぞれ独立した形で実施した。
　ワークショップでは、最初に3人の担当者から授業の運営方法等について報告をしてもらい、それから質問および意見交換を行い、来年度に向けての授業方針を確認した。

　今後は学部のFD委員も巻き込んで、動員をかける努力をしてゆきたい。