2012年度「史跡ツアー」実施!!

実際に歴史・文化の舞台となった現地を訪れ、
平安遷都1200年以上の歴史の重みを肌で感じることにより、知を具現化します!!

 文化学部では1年次に「京都文化論」を必修としています。本科目では、平安遷都以来1200年余りの歴史をもつ文化都市京都について、市内に数多く残る名所や名跡を介し、京都文化の特質及び古代から現代に至る歴史的な形成過程を学びます。

 文化(歴史)を学ぶ代表的な手法として文献から知識を得ることが挙げられますが、実際にその舞台となった場所を訪れることはより効果的です。この学習方法を受け、文化学部では「京都文化論」を通じて得た“歴史的風土に親しむ姿勢”の涵養並びに“自発的に文化(歴史)を学ぶ意欲”の醸成を目的として「史跡ツアー」を実施しました。

 2012年度は12月22日に嵯峨嵐山界隈を訪れ、【秦氏の遺産】を巡りました!!

当日探訪史跡

蛇塚古墳−(西高瀬川)−広隆寺−大井神社−(渡月橋)−葛野大堰−櫟谷・宗像神社−野宮神社−松尾大社

  • 蛇塚古墳石室内

  • 広隆寺境内で白鳳時代の瓦を発見

  • 松尾大社・曲水の庭

  • 嵐山・渡月橋付近にて

吉野秋二先生からのメッセージ

 師走ということで天気が心配でしたが、出発前に大体雨が上がり、嵐山では、渡月橋のむこうに虹も見ることが出来ました。今回は、蛇塚古墳、広隆寺、葛野大堰、松尾大社など、太秦・嵯峨野の秦氏に関する遺跡を周回しました。これらは、桂川流域に生きる人々の営みのなかで生まれ、大切に守られて今日まで残されています。参加された皆さんが、将来、地域社会・文化の担い手として活躍されることを期待しています。

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