結果分析・改善計画(平成25年度 春学期)

1.結果の総評

 平成25年度春学期は、文化学部専任教員の全科目(計154科目)を対象に学習成果実感調査を実施した。調査実施率(実施科目数/対象科目数)83.24%である。回答者数は3,437名、該当科目全履修者数に対する回答率は61.6%である。授業の出席率については、80%以上出席した者が71%であり、平成24年度春・秋学期と比べると約10%の改善を見たが、大学全体の平均を僅かに下回った。

2.調査結果にみられる本学部授業の課題

  1. 今回、設問6「「身につく力」が受講前に比べ、身についた」を設問項目に採用したが、これの実施率(設問6実施科目数/調査実施科目数)は98.4%であり、全回答の平均値は5段階評価で3.69だった。講義科目、演習科目、言語・情報処理科目の授業形態別に見ると、それぞれ3.62、 4.16、3.68であり、少人数科目が高い値を示している。講義科目がやや低いことが課題である。
  2. 設問4「異文化や自文化に対する興味・関心が高まったり、理解が深まったりした」に対する出席率80%以上の者の回答は、「強くそう思う」及び「そう思う」を合わせると、72%だった。また設問5「総合的に見てこの科目に満足」に対する出席率80%以上の者の回答は、「強くそう思う」及び「そう思う」を合わせると、71%だった。

3.2の各項目についての改善計画

 「身につく力」についての回答結果を見ると、やはり少人数科目が高く、講義科目が低くなっている。講義科目においても教員・学生間の双方向性の高い授業を行うことで、改善につながると思われるので、今後とも改善に努める。

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