結果分析・改善計画(平成24年度 春学期)

1.結果の総評

 平成24年度春学期は、基幹科目・発展科目・関連科目における講義科目を対象に学習成果実感調査を実施しすることとし、計60科目において実施した。回答者数は3,572、該当科目 全履修者数に対する回答率は59.9%である。
 授業の出席率については、80%以上出席した者が6割強だったが、大学全体の平均を下回った。今回のアンケート対象実施科目が講義科目であることが関係していると思われる。

2.調査結果にみられる本学部授業の課題

  1. 設問9「授業の目的や内容を理解」、設問10「授業を通じて自己の成長を実感」に対する出席率80%以上の者の回答は、「十分に理解できた」及び「どちらかといえば理解できた」を合わせると、それぞれ61%、52%であり、一概に低水準というべき数値ではないが、教員側にとっては、さらに努力を要すると言わなければならない。
  2. 設問7「準備学習」、設問8「授業外の時間を利用して自主的に勉強」の回答の平均値は低く、学生の教室外の学習時間は少ない。しかし、個別的には高い数値を示している教員の科目も存在し、教員の工夫によって学生に教室外学習の意欲を掻き立てることは十分、可能である。
  3.  

 今回は、教室の設備について尋ねる設問を加えた。様々な回答があったが、改善可能なものについては、まとめて当該部署に要望を出したい。

3.2の各項目についての改善計画

1.2.ともに即効的な対策は見出しにくいと思われるが、学期ごとに実施しているFD活動のテーマに取り上げ、対処したい。

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