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結果分析・改善計画(平成24年度 秋学期)
1.結果の総評
平成24年度秋学期は、春学期と同様に基幹科目・発展科目・関連科目における講義科目を対象に学習成果実感調査を実施した。
実施科目は計68科目である。
回答者数は4,238名、該当科目全履修者数に対する回答率は59.8%である。
授業の出席率については、80%以上出席した者が59%であり、大学全体の平均と同じだった。
2.調査結果にみられる本学部授業の課題
設問9「授業の目的や内容を理解」、設問10「授業を通じて自己の成長を実感」に対する出席率80%以上の者の回答は、「十分に理解できた」及び「どちらかといえば理解できた」を合わせると、それぞれ71%、60%である。
春学期と比較すると、設問9が10%増、設問10がプラス8%増であり、若干の改善がみられた。
設問7「準備学習」、設問8「授業外の時間を利用して自主的に勉強」の回答の平均値は、いくつか高い数値を示している教員の科目が存在しているとはいえ、あいかわらず低い。
今回は、「京都文化論」、「比較文化概論」等計6科目の必修ないし選択必修科目で、文化学部のカリキュラム全体についての要望・意見を自由記述してもらった。
今後の学部改革に役立てたい。
3.2の各項目についての改善計画
単位の実質化に向けて、語学科目だけでなく、講義科目についても、学生の自主活動を促すような仕掛けを取り入れていく必要がある。
また、こうした問題意識を教員の間で共有するため、文化学部では、平成24年度春学期の本アンケート調査の設問9・10で数値の高い教員数名に授業の実践例の報告を求め、ワークショップを行った。同様の活動を今後とも継続する。