ドイツの協定校・ルードヴィヒスハーフェン経済大学からの訪問

 10月28日、ドイツの協定校・ルードヴィヒスハーフェン経済大学 東アジア研究所(Ostasieninstitut der Hochschule Ludwigshafen am Rhein)のプログラム・マネージャーであるChristine Liew 氏がドイツ語専攻2年生の授業でルードヴィヒスハーフェンを紹介してくれた。

 Liew 氏は、本学とLudwigshafen大学との間で結ばれた職員交換プログラムを活用して、10月19日〜29日の期間、本学を訪れた。1965年創立に創立されたLudwigshafen大学とは、2013年に協定を締結して以来、現在まで11名の交換留学生を受入れ、本学からも9名の学生を交換派遣している。

 2年生の必修ドイツ語「専攻ドイツ語(構造)IV」の授業で、Liew 氏は、Ludwigshafenの街と大学、そして近郊の マンハイム(Mannheim) やハイデルベルク(Heidelberg)の紹介もしてくれた。ラインラント=プファルツ州にあるLudwigshafenは、もともとライン河対岸にあるプファルツ選帝侯の宮廷所在地Mannheim(バーデン=ヴュルテンベルク州)を守る要塞都市として発展してきたという。また、経済学分野での研究・教育を主力するLudwigshafen大学は、経済・経営・法学などの社会科学分野で特に有名で、バロック宮殿で名のあるマンハイム城の大部分を大学の施設としているMannheim大学や、ドイツ最古の総合大学であるHeidelberg大学と共同で三大学体制を形成して、研究・教育の一層の充実をはかっていることなどを写真や映像とともに平易なドイツ語で語ってくれた。

 Liew氏のプレゼンテーション終了後、学生たちはドイツ語で質問をしていった。打ち解けた雰囲気の中で行われた質疑応答が一段落してから、実はLiew氏が学生時代に日本語と韓国語を大学で学んだことが紹介された。ドイツ語に加えて日本語も交えた質疑応答は、一層盛り上がり、学生のみならず、Liew氏自身にも満足をしてもらえた非常に有意義な一時とすることができた。

 今後も、両大学のなお一層の交流が期待される。

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