ドイツ語海外実習に参加した学生たちが全員笑顔で帰国しました

 ドイツ南西部にあるFreiburg(フライブルク)大学での研修を終えた学生たちが3月28日に帰国し、ドイツ語海外実習で学んでいた学生が全員無事にドイツでの研修を修了して日本に帰国しました。

 ドイツ語海外実習は、研修先大学ごとに独自プログラムやテーマに応じて、3つのコースを準備していました。
 バルト海沿岸のハンザ同盟都市であったGreifswald(グライフスヴァルト)大学での研修と、J.S. Bach で有名な音楽・芸術・文化・商業の街Leipzig (ライピチヒ)大学での研修は2月後半に始まり、3月半ばに終了しました。参加した学生たちは、ドイツのフランクフルト国際空港で合流し、3月15日に予定通り関西国際空港へと戻ってきていました。「黒い森」近くの街Freiburg大学のコースは3月中のコースでした。

 帰国後の事後授業では、久しぶりに本学の教室に集まった学生たちの口からドイツ語がポンポン飛び出しました。ドイツ語を使う日常にどっぷり漬かってきたからでしょうか、出発前までは教科書を頼りにまだまだ恐る恐る口にしているようなドイツ語も、かなり板につき始めてきています。またドイツ語を理解する力も向上したようで、質問の意味は分かっているものの、その答をドイツ語で即答できないもどかしさを感じ始めていました。
 ドイツ語海外実習では、ドイツ語力の強化だけではなく、各自が関心を持つドイツ語圏のテーマについての現地調査とその報告も求められます。各コースの学生達は、それぞれの研修地およびその周辺地域について自分の調査したテーマについてグループで、あるいは個人でその成果を見事にプレゼンテーションしました。

 4月に入学し、ドイツ語を学び始めて約11ヵ月後のドイツ短期滞在から学生達は驚くほどたくさんのことを学び、吸収したようです。「またドイツに行きたい」、「もっと長く滞在したかった」、「ドイツ語がもっと好きになった」といった学生たちの希望と喜び、そして充実感に満ち溢れた生の声を聞くと、4月7日(火)から始まる今後の大学での学習に大いに期待を抱かせてくれます。 それとともに、学生たちの思いを実現させ、さらに大きく成長する手助けをする大学や教員の責任の大きさを改めて噛み締めなければならないと思います。

 今回のドイツ語海外実習の成果は、これからさらに精査した上で、いずれ改めて報告したいと考えています。

  • フライブルク大学で
    学んできた学生たち

  • グライフスヴァルト大学で
    学んできた学生たち

  • ライプチヒ大学で
    学んできた学生たち

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